宝塚映画祭 木曜日の日記 11,29 [日記]
「きんちゃん、パタパター」というと羽をパタパタする。「きんちゃーん」と言ってもパタパタする。面倒な時はパタで終わり。
新しいものにチャレンジするのはいいが、結構しつこいのだ。
宝塚映画祭「橋のない川」を観に行く。今井正監督の映画でモノクロだった。中学か高校の頃に学校から観に行った記憶がある。私が中学の時、読書三昧の子がいて表紙を見たら、この本だった。長い小説なので没頭して印象的だった。
高校生のときに勧められたのが「夜と霧」だったが、こちらも結局読み切れなかった。こどもの頃に観た映画は記憶のどこかに残っている・・昔は小さな町にも映画館が3つあって、そして3本立てが多かった。
ある映画館で知り合いの子に誘われて、こっそり無料で入ったが見つかって追い出されてしまったことがある。そのときの映画は「大菩薩峠」だった。また私はかなり背が低かったので、5歳くらいまで母親に背負われて映画館に無料で入っていたかもしれない・‥大人の映画も見ていたのでませていたかもしれない。
当時は立ち見も多かったが、背が低い私は目の前に人が来ると見えない‥あるとき女の子が来て見えなくなったので、ガバッと腕を噛んだ。偶然にも3歳上の姉の友人だった・・
私の祖母はいつも映画館の真ん前に陣取って時代劇などで悪人が出ると「これは悪いやつやなあ!こらしめんとあかん」と大きな声で画面々々でつぶやき?を述べる。私はまたしゃべってると思い‥恥ずかしかった。でも次第に面白くなって祖母のつぶやきを聞くのが楽しみだった。
2,3日経つと記憶が曖昧になる‥
あわてて子ども教室のテキストを作る。