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伊丹コース 奨励会例会 1.6 [日記]

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    毎朝「おはよう」というと、「ワオー」と答える金太郎。ご機嫌の言葉だ。

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 朝晩にしっかりケージから出して、昼間はずっと一緒にいると機嫌がいい金太郎だが、こちらも仕事があるからなあ‥

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 新年の初仕事は「伊丹日曜コース」だった。ギリギリや遅れて来た子もいたが、10名出席だった。

 初めはいいが、途中からにぎやかになってしまう。正月気分が抜けないので、ある程度しょうがないなあとあきらめる。緊張感の度合いと棋力アップはほぼ比例するのである・・今年も苦戦かなあ。

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 ここから7五歩、同銀、同銀右、同角、同銀、同飛、7六銀、7一飛、8二角と進んだが、7一飛では7二飛が正解で上手歩切れで悪い。

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 角落ちで腕力のあるN君、ここから5五角、5六金、6九銀、6八玉、5八銀成、同銀、4六角、同金、同歩で上手負けである。

 午後からは「特別特訓」する。

 夕方は奨励会例会の結果報告の電話が入る。三段陣は好調でこれから後半の勝負にかける展開になってきた。胃が痛くなりそうだが、日々の精進で平常に向き合って行ってほしいと思う。

 二段以下は好調者ゼロのようで、厳しい流れである。つらい目にあって泣きが入らないと将棋は目覚めないものだが、全体には修行の感覚が薄くなっている気がする。時代の流れもあって、師匠の役割の心の針がぐらついているのもあるが、最終的には本人が目覚めないとどうしようもない‥

 修羅場という言葉があるが、そういう世界や環境にちょっとでも触れないと身につかないものがあるのかもしれない‥今はスマートで身ぎれいで仲良し路線が普通になってしまって、へそ曲がりや暗いもの頑固さがマイナスのような存在のようだが、人に嫌われたり(性根が悪くてではない)無視されたり、そういう立場にあえて立つ気概?がほしい。

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 T君の棋譜調べを終えて、待ちくたびれた金太郎と遊ぶ。弟子の成績が悪いと、憂鬱な気分になるが、成績のいい子もいるので、師匠は微妙な心境なのだ。勝ってほしいのはヤマヤマだが、日々将棋に向き合って鍛練してほしいのみなのだ。結果は授かる要素も大きいのである‥

 勝とう勝ちたいを100年ぼやいてもだめなのだ‥それは甘えだろう‥日々ていねいに時間を費やし自分や将棋に向き合うことしかない‥それが分かってきたのは最近なので、もちろん私は手遅れだが、弟子はどんな立場でも可能性があるのだから‥と思う。

 自分に当てはめると何も言えなくなるのだが、何とか自分で這い上がってほしい、這い上がるしかないのだ‥奨励会の成績表を見るのをやめようか‥と思ってしまって困る・・

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将棋盤の上にのぼって、盤をかじろうとする金太郎。気持ちはわかるぞ‥

 

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 とうとう盤の上にのぼった。念願かなったようだ?

 

 


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