土曜コース、土曜教室 12,20 [日記]
☆土曜コース、土曜教室 12,20
午前中は「土曜コース」だった。土曜日と日曜日は微妙に子ども達のメンバーが違う。
土曜日の朝に阪急電車の人身事故があったらしくて、宝塚線がストップした。子ども教室も少し影響がでたようで少なかった。
今の子ども達の将棋は①いっぺんに強くなる②徐々に強くなる③あまり強くならない、極端な色分けだが、果たしてどうだろうか?
子ども達の将棋は指導方法で上達の度合いが違うかどうか?①指導方法は大きい②指導法よりも個人の問題③どちらも微妙に関わってくる、果たしてどうだろうか?
無難な答えだが私の考えは初めが②で、後が③である。比率は指導方法が6割で、個人が4割かなあ‥そこの反対まで幅があるかもしれない。(4割~6割)
二枚落ちの試験指導だったが、上手苦しいはずだ。
藤原三段が来たので、指導を交代する。私がリビングに行く。これは五枚落ちだが、1七角成、同金、2五桂の強襲ができるかどうかである。
午後からは「土曜教室」だった。最近は全体では子ども教室の有段者組の延長っぽくて大人が少ないのだが、自然の流れに任せよう?
これはIさんとの対戦で、私の玉が詰むや詰まざるやである。ここからは詰まないようで、この前の6七銀を5八銀不成でなくて、5六銀成、4八玉、5七成銀なら詰んでいたようだ。
送ってもらった電王戦のポスター
今年最後の土曜教室だった。
あわただしくも、ひとつひとつ今年も終わって行く。
個人指導 12月19日金曜日 [日記]
☆個人指導 12月19日金曜日
掃除機の上に乗る金太郎、ホースを破るので要注意。
水替えをしたら、器を置いてあるその合間から、身を乗り出す。あわよくば脱出をねらっている。
午前中に買い物とR鍼灸整骨院に行く。午後は何をしていたのか記憶なし?
夕方からはI君の個人指導だった。まずは平手からで、これは角の打ちあいだが、私の方が分がよさそうだ。
次は角落ち戦だが、下手の守りは固くないが、攻めは飛角銀桂で十分だ。
角落ちの終盤戦で、ここで2四桂と寄せに行く。上手玉が寄るか寄らないかの勝負になった。
飛落ちのあとで最後はまた平手戦である。これは受け方によっては私の方が苦しくなる展開と思っていた。ある局面を観て、勝率何パーセントの形勢判断がわかりやすいかもしれない。
すべて上手勝ちに終わったが、大切なのは形勢判断で「勝ちの局面を作れる」ことである。作れないなら何故なのか?それが指導の一貫したテーマだ。
夜はC級2組順位戦二日目で観戦するが、増田六段vs竹内四段戦なので、もうひとつ気分が乗らない。弟子同士の対戦は複雑である。
金を咥える金太郎 12月18日木曜日 [日記]
★金を咥える金太郎 12月18日木曜日
年の暮れ 金を咥えた 金太郎
駒を咥える金太郎。写真ばかり撮っていてはかじられる?
この日は金を咥えて止まり木に飛んで行った。
金を手にして何を思う金太郎?
①我が家に金運をもたらす②金を咥えて将棋を指す③金太郎の金をアピール
①ならいいなあ?②はやや無理か、③は偶然だろうなあ
冬の青空はパノラマが広がる
参道の片隅にいたネコ
清荒神の境内にて、冬景色
「オーイ」と呼ぶと間違いなく寄ってくる。
清荒神の参道には占い師さんがいる。以前、松浦無限さんという名人がいて、家族や弟子のことなどを占ってもらったことがある。部屋に入るとギョロリと大きな目でひとにらみ、それが迫力があった。そしてしばらくしてズバリズバリ当てていくので驚嘆した。
「この子は病弱やなあ‥」「この子は女性が鬼門やなあ」「この子は今は天中殺で何をやってもあかん」「この子は今年はいい年になる」言葉数が少ないので沁みてくるのだ。
参道に空き家があって引っ越ししようか(将棋以外の商売も考えていた)迷った時に占ってもらったら「やめときなさい。商売をするなら別やけどなあ。」見透かされていたのが怖い。
私は割と本気で無限さんの弟子になりたいなあと思ったことがある・・今また思い出したのは何故だろう・・
この日はC級2組順位戦があって、千田四段勝ち。最後まで息を抜かないで走ってほしい。
山崎八段来訪 12、17水曜日 [日記]
☆山崎八段来訪 12、17水曜日
透明感のある冬らしい青空がのぞく。
この日は山崎隆之八段が来訪。玄関で記念撮影をする。その後で義父の家に挨拶に立ち寄る。
それから昼食は寒いので近くにした。
やはり将棋の話が中心だが、以前よりもややゆとりを感じるのは好い傾向だと思う。やさしい言葉だが厳しくて的を得ていることも多いのだが、自らを省みると小さな声になるのがいいところでもある?
山崎君といると、妻も私も一日中でも話し込みそうだ。
なぜか話の流れで、恐れていたカラオケ行になってしまった。「無理に行かなくてもいいから」と言ったのだが「カラオケは久しぶりですね」
しかしうまかったので驚いた?(これは年季が入っているなあ)すぐに息切れのときもあったが、私の好みの聞き惚れるいい声だった。
私は音域が狭くて、音楽の感性が悪くて(金太郎の方が抜群らしい)いわゆるヘタなのである。
カラオケ二時間の後で記念撮影をした。カラオケ三昧は妻のペースである?
この日は天気が良くて、逆に写真が難しかった。あまりうまく撮れていない。弟子の成長を見るたびに思う。師匠と弟子の依存度が逆転しつつある・・
知らぬ間に 弟子の後ろで 影を踏む
園田競馬,C級1組順位戦 12、17火曜日 [日記]
☆園田競馬,C級1組順位戦 12、17火曜日
そのたんは置い場所を忘れっぽいので目立つようにと、妻の携帯につけてある。私も携帯を使うのは、携帯を探すためにだけのこともある?
例によって悪さをする。
ひとり遊ぶに夢中の状態
この日は朝から雨だが、園田競馬に行く。いつも温度計のあるところを通るので毎回予想をするのだが、私が10度で妻が8度、温度計は6度だった。この予想は当たらない方が馬券が当たる?
私には久しぶりの1230メートルで、ゲートを見られる場所に向かう。馬も騎手もまじかに観られるが、騎手には気になる面もあるそうだ。ひどいヤジもあるが?自分の馬券可愛さがほとんどのようだ。そういうときは心の中で(当たるな)と思ってしまう。
競馬場の何よりもどこよりも、このシーンが好きだ。乗ると怖いだろうなあ?
悪天候も収まったが暗いので照明がついて、ナイター競馬の様相
レースが終わった後はしばらく誰も外にいない?寒さに震えながらも勝ち馬券を買う(現実は負け馬券のヤマかなあ)
悪天候のときほど回復時はきれいな空になる。自然の摂理か?
前回もボーズだったが、この日もボーズで全く当たらなくなった。先行馬がなかなか残れないパターンだが、ガチガチか穴目かのときが予想馬券のリズムが難しい。3連複で当てに行くのだが、肩透かしばかりである。
カジノでルーレットをすると、見事に買わない数字にポツリと入る、その負けパターンに入っているようだ。
園田競馬の場合は思っているよりもゲートからの「スタートの出足の勢い」が大きいようだ。(逃げ馬と言う意味だけではない)
最終レースの3連複でようやくボーズを免れた。ほっとして駐車場に向かう。懐はさみしいが、夕景がきれいだった。
寒い冬独特の夕景の色の濃さ。
帰宅すると、遠くからすでに気づいた金太郎が「キッッキッツ」と地声で泣いて喜ぶ声が聞こえる。近付くと「トゥルー」と電話の鳴る音を出して、早くも戻って来る来るように仕向ける。
長い時間の外出の時はさみしがらないように、誰かに来てもらうか、テレビをつけて人の声が聞こえるようにしてある。
夜はネットでC級1組順位戦の観戦。澤田六段勝ち、片上六段勝ち、大石六段負けの結果だった。昇級戦線は大混戦のようで終盤にかけて目を離せない。
三段リーグもそうだが、昇級戦線は最後に近づくほど、何が起きるかわからない要素が濃くなる気がする。
弟子にも(勝ってほしい」と観戦するときはあまりよくなくて、(いい将棋、面白い勝負)を願う方がいい場合が多いもののようだ。よくないのは(負けたくない)心理のときで、こういうときは腰が引けているので危ない。(負けるわけにはいかない)気持ちの方がいいのかなあ‥
こういうときに困るのが私の将棋の(勝ち体験の不足)である。勝つ心理を知らないのはよくないが、(弟子の負けを克服する)心理は常に敏感にレーダーを貼り巡らせている?効果は別として‥
冬の参道風景 12月15日月曜日 [日記]
☆ 冬の参道風景 12月15日月曜日
このスタイルが好きな金太郎、手を持って行くと乗っかって降りる。
小さなハンガーをのけた。それでもまだハンガー落としは得意技だ。
参道を上って行く。冬の風景が見られる。
ここから門の前でお辞儀して清荒神の境内に入る
正月用に石段の整備も終えたようだ。
一願地蔵にお参りをする。願い事が多すぎて追いつかないぞ‥
落葉した後は冬支度の様相だ。
歳末から新年に向けて、そろそろ出店も増えてくる。
この分かれ道の光景が好きだ。
冬景色 日々にたたずむ 迷い道
電線にいっぱい止まっているのはカラスだ。
この空を飛べたら‥中島みゆきの歌が聞こえてきそうだ‥
伊丹コース、特訓コース、選挙 12,14 [日記]
☆伊丹コース、特訓コース 12,14日曜
毎日撮っても飽きないのが金太郎のよさかなあ‥
午前中は「伊丹日曜コース」だった。
六枚落ちで下手失敗のパターンで、8七金型には棒銀の攻めが有効だ。
三枚落ちだが二枚落ちと変わりない。これをクリアするのが初段への道だ。
六枚落ちで、こういう局面になると、下手の次の方針をどう教えるのか幅がありすぎて難しい。
六枚落ちだが、知っていると何でもないが、ここで9六歩は教わらないと指せない。
伊丹日曜コースの後は13時から自宅の方で「特訓コース」だった。変更してから初めてだったので、参加は少なかった。その分ていねいに教えられるよさもある。
四枚落ちで、あわてて9八飛成は9九香で飛車が死ぬ。一度ははまる罠である?正解は9七歩だ。
平手の中飛車戦法で居飛車側が古い戦法だ。これは勝ちにくいはずだ。駒組み負けすると面白くない。
四枚落ちで前局と似たような将棋になった。上手もしつこく粘る。こういうときは攻め急がないこと。
角落ち戦でやや上手持ちかなあ。終盤は玉のそばに攻め駒がいないと勝ちにくい。
これも角落ち戦で上手の攻めが切れるかどうか‥実戦は5三歩、4三銀、4四歩、同銀、5二銀、3一玉、3四金、2四銀で厳密には下手優勢のようだ。
終わって「笑点」を見て、夕食も済ませて、お茶を飲みに行く。
うっかり忘れそうだったが?その前に選挙に行った。投票所は坂道の上にあるので行くまでがきつい。民主主義と言うのは多数決でもあり、少数派の声も耳を傾ける‥昔学校でそう習ったと思ったのだが・・勝ちすぎると心配もある・・
実るほど 頭を垂れる 稲穂かな・・と言う句は今は昔になりにけりかなあ‥
クリスマスも近くなって、歳末の足音がする。
夜はレンタルDVDを見る。「幸せのちから」だった。
土曜教室忘年会 12、13 [日記]
☆土曜教室忘年会 12、13
「オメデトウ↓」「オメデトー↑」最近ようやく覚えて連発している言葉で、これで意味が分かると糸谷竜王が来ても無敵だ?
午前中は「子ども土曜コース」だった。指導は西田三段と私だ。
久しぶりのT君の角落ち戦で、上手が勝負に持ち込めるかどうか‥下手優勢だがアヤはある。ここから4八玉、8六歩、7五桂、8七歩成、7九飛と進んだが、やはり上手苦しい。駒落ちはT君のように「終盤力」があると心強い。
I君の角落ち戦で、6八竜に5五銀を6四銀と歩を取ってしのいだ局面で、ここで下手に勝ちがあるかないか?
午後からは「土曜教室」だった。
夕方からは「土曜教室」の忘年会だった。普段は外でやるのだが、今年は初めて家で開くことにした。寒いのででかけるのが億劫?なのが一番の理由だが、年かなあ‥13名の出席だった。
食事の後は自己紹介を兼ねて「今年の自分を振り返って漢字一文字で表すと?」だった。それぞれ味わい深い‥
Jさん「滞」 MYさん「忙」 Sさん「無」 MTさん「合」
MKさん「孤」 MIさん「追」 FKさん「泣」 KM「負」
ME「嬉」N君「黒」S君「考」Fさん「流」 私は「勢」
その後はクイズコーナーで今回は〇×式で上位5名に景品、最下位がばつゲームで絵本を読むことになった。Sさんがバツゲームで読み始めたが、これが絶品で素晴らしかった。そのシーンの写真だ。
最後に記念撮影をする。真面目篇もあったが、楽しい篇の写真にした。
みなさんお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします!
金曜日の日記 12月12日 [日記]
☆金曜日の日記 12月12日
午前中、R鍼灸整骨院に行く。首が凝っていた‥。
昼はカレーうどんを食べた。それから明日の土曜日の教室の忘年会の準備の仕上げの買い物をする。いつもは外での忘年会だが、今年は家でやることになった。
ダイエーのマークが消えるらしいのでさみしい。歳月は変遷して風景も環境も変える‥
昼からは取材だった。震災20年である‥早かったのか長かったのか言えば早かった・・
来年は震災で亡くなった船越隆文君のお母さんが宝塚に来られるようだ。弟子の育成は船越君が震災で亡くなったときに(もう弟子を取るのはやめよう)と思った。不思議なことだが、それが今の弟子の発端の気もする。
重荷を背負うことが避けられないのなら、とにかく弟子をしっかり育てたい‥意識的にも無意識にもそう思った。いろいろあっても自分はぶれてはいけない‥それが自分の心の柱にあるように思う。弟子のことに限らず、思うようにはままならないことばかりだが、腹をくくって向き合うしかない‥自分に言い聞かす日々でもある。
取材の後で、船越君の住んでいたアパートの空き地で写真を撮ってもらった。そのとき飛び立ったのがこの写真の鳥だった。私は心の中で「歯を食いしばる」人間が好きだ。自分もそうなので歯はボロボロだ?歯がなくても食いしばるのだ‥
夜はネット将棋で指導する。個別の新試みでもある。
木曜入門コース 12月11日 [日記]
☆木曜入門コース 12月11日
最近は6時過ぎに目が覚めることが多い。下に降りて金太郎を出して、「逃れ将棋」や「詰将棋」を作る。頭がすっきりしているせいか、意外に朝の創作がいいみたいだ‥以前は深夜型だったのだが、効率があがらないのであきらめる。
ふっと油断すると、駒を咥えて逃げて行った。
歩を咥える金太郎。かじるまえに取り上げる。
こういい姿勢でじっとしてくれていたらいいのだが。
木曜入門コースのある日は午前中にでかけて用事をすます。午後からは教室の準備とネット観戦だ。この日は朝から憂鬱なことがあって気が滅入って困った。日記なので書いておかないと忘れるが、そうもいかないことが多い‥
木曜入門コースはピピアめふ5Fの会議室で開いている。16:15~17:45まで。風邪で欠席もいたが、みんな元気に来てくれた。(元気すぎるが?)
六枚落ちだが、こういう局面で「指す方針」をどう教えるのかが難しい。
無理な端攻めの失敗パターンだ。六枚落ちもそうだが、「定跡で攻めて勝つ」ことと「力をつけて勝ち切る」ことの間には微妙なギャップがある。
定跡で攻めを覚えて技をかけるのは基本だが、勝ち方でなくてむしろ「戦い方を教える」方がいいような気がする。どういう局面でも「次にどう戦うか」を察知するのが大切な気がする。
帰宅して息子と一緒に「カニシャブ」を食べる。息子は過度に正直なので「これはうまい」でじっくり味わうか「もうごちそうさん」で素早く終わらせるかどちらかだ。
カニを前にすると「君は女性の前で絶対にカニを食べたらだめだぞ!」米長先生のひとことを思い出す。女性だけでなくて、友達をなくす食べ方らしい?