竜王就位式の一日 1,19月曜日 [日記]
☆竜王就位式の一日 1,19月曜日
一泊の東京行きの前に、金太郎といっぱい遊ぶ。
関ヶ原を越えるあたりから晴れ間ながら雪景色
かすかに右手に虹が見える‥
この日は富士山も祝福の笑顔が見えた
兄弟子(滝誠一郎八段)に誘われ(誘い?)平和島競艇に行く
昔は順位戦の翌日に仲間と通った記憶がある。
久しぶりの競艇は負けだった。やはり勝てないなあ‥
「就位式」の会場は帝国ホテルだった。昔、写真家の西川孟先生に誘われてきたことがある。どういう場でもじっと人物を凝視する西川先生の眼差しが素晴らしいなあと思ったのと、「森さんは普通にしゃべって普通にしていればいいよ」そう言われたのが記憶に鮮明だ。お世辞の言えない私の心構えを教えてもらったのは大きかった。
竜王戦の各組の優勝者、羽生名人の姿もあった‥
早くも竜王の推戴状が似合うようになった。
地位が貫録を作るのだなあ‥あらためて思う。
この辺の写真は弟子にカメラを渡して撮ってもらった。
乾杯を頼まれていたが、その前にお祝いの言葉、いつも話すことを前もっては考えていない‥いわゆるボディランゲージしかない?こういう場に私がいられるのが不思議だなあと思いながら話した。
昨年園田競馬に来てもらったTさんに依頼して、会場を回りながら、棋士中心に一緒に写真を撮ってもらうことにした。普段からネットで見聞きしている棋士が多いのだが、あまりお会いすることがないので楽しみだった。5組優勝の高見泰地五段。
さわやかな中村太地六段と印象に残る大晦日の森下卓九段
行方尚史八段は私も秘かなファンである。
大御所の大内延介九段
私は気楽だが、糸谷竜王もこの日ばかりは重責の立場で緊張していた様子が見られる?中での笑顔。
この日出席の一門勢
子ども教室の縁で知り合いの?飯塚祐紀七段と武士の風貌の中川大輔八段
関西からの稲葉陽七段と私もなじみのF記者
佐藤康光九段とは村山聖九段との逸話を通じて?親しみ深い。関西にいたころは私と東八段が奨励会の幹事でもあった。
囲碁の井山棋聖も来られていたので、すかさずお願いしました。
実は新人王戦の相手だった島朗九段
ネットで知り合い?の久津知子初段は初めてお会いした
羽生名人からビッグイシュ―の話が出てびっくりした。常にどこにおられても光る存在だ。
及川拓馬四段と上田初美三段とも初めてお会いした。
久津知子初段、竹部さゆり三段、飯島栄治七段、東京でないと会わないメンバーだ。
このままカラオケと言うわけにはいかない‥
井道千尋初段
窪田義行六段は聖の青春の舞台劇にきてもらって以来、森門下と縁がある。
せっかくの機会なのだが、何名か挨拶をさせていただいたのに写真を撮り忘れてしまった棋士がいて残念だった・・
竜王就位式が終わり、糸谷竜王もほっとしている頃だろうか・・そしてこの日が新たなスタートだと思う。もっともっと大いに活躍してほしい。
終わってからTさんとNさんと一緒に有楽町に戻る。昔の風景の飲み屋街だった。
元将棋世界編集長で作家の大崎善生さんと何年かぶりにお会いできた。「森さんはあまり変わってないなあ‥」それはお互い様である。居候時代を思い出す?