奨励会試験 夏休み特訓 8月18日火曜日 [日記]
★奨励会試験 夏休み特訓 8月18日火曜日
何でもガリガリかじる‥金太郎
この日は奨励会入会試験の初日だった。以前なら私も緊張したものだが、年数を重ねるごとに‥慣れてはいけないが、私が緊張してもしょうがない‥ことに気づく。
毎朝、金太郎と遊ぶ時間が日課だが、目を離せないのがネックである?
この日は「夏休み特訓の日」だったが、告知が遅かったので午前も午後も個人指導になった?私は一年中毎日でも指導はOKなので、うまくかみ合えばなあ‥
詰将棋や逃れ将棋の創作とともに、それが天職のようでもあると最近特に思う。
受験者5名にはその日の結果を随時早く報告するように言ってある。3日間続くのでリラックスしないと身が持たないが、今年は特に自分なりに心して(今後それほど長くはできないだろうから‥)向き合ってきたつもりではあった。
私の場合は19歳の時に工場を辞めて(あまり役に立たなかった申し訳なさもあったが)奨励会を受験したが、不純な気持ちもあって、将棋がだめでも何かで食っていかないといけないので、将棋の道が絶対ではなかった。まず食っていかないとダメな環境のせいもあっただろう。
プロ意識に目覚めたのは、住み込みの塾生になったとき(拾われた)のように思う。いろんな棋士の先生がいる環境は、斬新で魅力だった。使い走りの得意な私には向いていた(プロの棋士には向いていないかったかなあ‥)つらいと思ったことはない。むしろ修行できることがうれしかった。
勝てないで瀬戸際の体験も多かったが、心身ともに倒れるわけにはいかないので、たくましい私は?やれやれ‥困ったなあ‥次はどんな仕事をしようかな‥そう思い浮かべながら将棋を指していた気がする。‥今も似たような心情かもしれない‥何らかの一念を持ってはいるが、根性や執着心が薄いのが生まれ持った弱点かなあ。
関西将棋会館に行く 8月17日月曜日 [日記]
★関西将棋会館に行く 8月17日月曜日
尾羽が真っ赤である。
全部は物言わぬが、対話のできる金太郎、目で訴えることも多い。
この日は関西将棋会館で一日仕事だった。
鮮やかな夕景
夏は一年のさなかにあるが、お盆が過ぎると、さまざまな想いがよぎる時期でもある。美しい夕景はそういう余韻だろうかなあと思う。
日曜入門、日曜特訓コース 8月16日 [日記]
★日曜入門、日曜特訓コース 8月16日
お盆の日曜日は午前中、「日曜入門コース」だった。このコースはやや不定期なのでこの日も1名のみの特訓日?になった。もともとは伊丹日曜コースだったので、今後はどうするか思案している。
日曜日の午後は「日曜特訓コース」だった。こちらも少なくてのんびりと思っていたら、6名参加であわてる。申し込みを聞いているのだが、私がずぼらで再確認をしていなかったようだ。
臨機応変に仕事をこなすのは、私の得意パターンなので、どういう状況でも大丈夫だ?それでもひとり4~5局は指導できたかな?テーマはあくまで「ひとりひとりの上達アドバイス」である。
終盤は「詰ます」まえに「寄せる」ことだが、これを教えるのが難関だ。駒を遠回りさせて活用して、寄せを準備する感覚がつかみにくい。
平手指導で4九角に3九銀で手がない。4九角で3九銀は有力だった。
入門から初級者の特徴は「駒をタダで取られてしまう」「王手をうっかりする」「取れる駒を取らない」などだが、中級者だと「盤面を見ている視野が狭い」「受けが苦手でうまくない」「攻めと守りの陣形の区別ができていない」などだろうか。
初級から中級までの上達のコツは
①勝ち味を覚える(指導用?)
②攻めと守りの陣形を区別する
③駒をコツコツ進める感覚を身につける
④やさしい一手三手の詰めを解くのでなくて「わかる」ようにする
⑤素早く指すように心掛ける