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それぞれの秋 10月5日月曜日 [日記]

 ☆それぞれの秋 10月5日月曜日

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引き出しを勝手に開けてセロテープを取り出し壊して遊ぶ金太郎‥この程度なら想定内?である‥

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 義母の誕生日の前日、お祝いを兼ねて西谷から三田方面にドライブに行く。途中の大池レストランで昼食にする。

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 釣り堀で子どもが大きな鯉を釣り上げていた‥釣り堀のルールですぐに池に戻すのでほっとする。釣りでもなるべく殺生は見たくない‥きれいごとを言ってもしょうがないのだが‥そういう方向に行くのはいいのか悪いのかわからないが‥命の痛みの感性はひ弱さやもろさも同居しているが、私は勝負事以外で?決して強さにあこがれない気質があるようだ‥

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 数日前にも来た蕎麦畑である。

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 いつしか山を削っているようだ‥

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 部屋の片づけ途中だが、金太郎を出す。最近、こうやって頭を下げて首の後ろを撫でてエ―のそぶりで撫でさせられる‥心地よさそうでやめられないで困る。

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 ジュクソーパズルに興味なし金太郎

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 義母の好きな池内紀さんの本である。しおりに謹呈と書いてはさんであったので、以前お会いしたときに私が頂いたのかもしれない。

 午後にF君がご両親と一緒にあいさつにきた。無念ながら年齢制限で退会になったのだが、今後のことの相談が主である。

 ずっと私なりに考えていたことを話す‥弟子はそれそれの事情が違うので、ひとりひとり向き合っているのだが、いいことよりもはるかに心配事や悩み事が多い日々であるのは間違いない。でも結果がどうあれ決してつらいことではない‥羽ばたいてほしいための不安なので、もとにあるのは常に期待と叱咤激励である。それぞれに立場や環境が変わっても目標を定めて日々の精進は変わりないものだと私は思っている。

 じっくり話せたつもりだがどうだっただろう‥握手をして別れた。

 私は弟子にはうまくいかなくても、裏切られても期待が壊れても、自分の弟子を信じる体質になっている‥それはこれからも変わりないはずである‥身びいきや盲目的でなくて、同情ではもちろんない、根気はいいが力まないで淡々としたものかもしれない。そういう距離感は自分でもわからない。


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