三段リーグ最終、子ども特訓コース [将棋]
今日は朝6:30、泊まりの付き添いの妻を迎えに行って、また病院に戻る。9時までいたが、帰宅する。子ども土曜特訓コースがあるからだ。
10:00、13:00.15:30の3回特訓をする。特訓コースはグループレッスン兼ねているようなものだ。私にいちばん合っている指導法と思っている。一コースは4名から5名で2時間たっぷり実戦指導だ。
今日もあったが、平手で飛車を素抜かれたり、15分30秒だが結構私の方もきついのだ。それがいいのである。平手二局のあとは駒落ちでこちらは一番手直りである。休憩の合間に休む。
夕方、今日は三段リーグの最終日でもあった。なかなか結果報告がなくて、待つのもきつかった。最近は心身ともにバテ気味でもあるので、よけいにフラフラの気分である。
最終日に昇級がかかっていた竹内三段は1勝1敗で昇級できなかったようだ。それでも次点だったのは救いである。勝負の結果は神のみぞ知る要素があるので、何ともいいようがない。無念なのは本人がいちばんだろう・・
でも私も力が抜けてしまったような・・口惜しさとつらさが入り混じった微妙な心理状態になり、看病に来ているのに熱が出てしまった。しかし、竹内三段には気持ちの糸を緩めないように、すでに次期に向かって踏ん張ってほしい。大切なのは気持ちの継続と日々の精進である。それが重要で、そして、それしかない。
千田三段は最終で連勝で、たくましい勝負根性をみせてくれた。次回に大きな期待をつなぐ勝利である。西田三段は不調から脱しきれないが、初めての大きな壁に向き合ってあせらず腐らず打開してほしい。結果は大事だが結果だけに左右されない、揺ぎなき強い勝負魂が必要なことを痛感する。
夕方、特訓コースが終わってから、妻に作ってもらった弁当を持って、付き添いの交代で病院に行く。手術後3日目だが、そろそろ不満が出てきて、これも義父が元気になってきた証である。
時間が前後するが、私は三段リーグが気になりそわそわだった。そして途中で連絡が入り結果を知ると、やはり居心地のよくない、いたたまれない心境になって困った。どうにも居場所のない心情である。
本人の電話の声のほうがサバサバしているようだったが、竹内三段の方が間違いなく私よりも精神の強さを感じるので、少しほっとした。
妻の付き添いの送迎を終って、帰宅する。金太郎と遊ぶ。言うことを聞かないが、癒しの時間だろうか。
長い一日だった・・自分自身の気持ちも崩れないように踏ん張っていきたい。
受験者特訓、最終日 [将棋]
今日は受験者特訓の最終日だった。研究会も含めて、この夏の間に12回開いたが、回数が多いのと成果は別である。やりながらテーマが見えてくる状況だったかもしれない。
将棋の勉強法や修行法は様々である。どれがいいのかは個人差や指導者の思惑もあって、わからないものだ。最善のない世界かもしれない。常に流動的で、試行錯誤で、チャレンジなのである。
自分のことを振り返ると、勝ちたいとか負けられないとかを考えたり浮かんだりしている間はダメだった気がする。まずは将棋漬けでどっぷりつかってからだろうか。いかに自分の暮らしの中に、将棋が位置を占めるかだろうか。
わからなくなると常にイメージするのが村山聖だが、詰め将棋、棋譜並べ、実戦の三つの基本を体にしみこむまでやっていたように思う。勉強や修業という感覚ではなかった。将棋しかない、将棋がある、将棋との暮らし、そんな感じだろうか。長く伸びた爪なのに、人指し指だけ伸びていなかった・・気がする。
まあこういう類の話は精神論に近くて、有意義でありそうで役に立たないものなのである。他人の話はほんどが無意味(という言いすぎだが)なのである。結局自分独自のものが大切なのである。そういうとわがまま身勝手さを奨めているようだが、その逆である。自分で苦しんでもがいて掴むものが宝物なのだろうと思う。
たいていのことは自分の意に染まないことをやるのが、修業だろうか。そう考えると私は全く修業をしていない・・
最終日なので、昼食はみんなで鉄板焼きを食べた。子どもながらも?打ち上げである?成果はともかく休まずにこなしたのはよかった。ここまでくると内容には悔いもあるが、まあどうやっても物足りなさはあるだろう・・一年中こういう暮らしが理想だが、そうはいかないものだ。
合宿の終りの雰囲気だが、なかなか将棋は強くならないもの・・それが本音の実感だ。とにかく真剣に強くなりたい、その気持ちを膚で掴んでいるかどうかだろうか。手ごたえを確かめながらも、自分の力不足を感じると同時に、何とか自分もばてないでやれてほっとした。
ここまできたら体調に気をつけて、悔いなく戦ってほしいものだ。大いに期待したい。
ゲゲゲの鬼太郎のおみやげをもらった。妖怪新聞に包まれているのがいい。
終って部屋の大掃除?をしながら、外食に出かける。太鼓亭のボリュームたっぷりの夕食にした。それからHIROに行く。珍しくアイスシナモンティーを注文した。
自分の行動の基準は何だろう?飯を食うため、好きなことをやるため、ノルマとしての仕事、いろいろありそうで実は単純明快で「やりたいことをやっている、やりたくないことはできるだけ避けたい」この横着思想なのである。
思考も人間関係も狭く狭くなっている傾向がますます意固地さとともに強いが、損得抜きでも損得ありでも、いいものは受け入れる、そういう懐は持っていたいとは思う。ある意味で世の中の理屈はほとんどへ理屈だが、屁理屈ほどくつがえしにくいものがあるのだ・・不合理、矛盾、不明瞭、不安、そういうものに包まれて生きているもので、正義や正論ほど空虚さが埋まっているものではなかろうか、そう思ったりする。
☆いよいよ近づいたルンルンピアノ教室発表会のちらしです。8月21日(土曜)で17:30分開演、今回の会場は近所のベガホールでなくて西宮北口のプレラホールです。(西宮ガーデンズのすぐそばで駅から徒歩2分)どうぞお越し下さい。私は今年もビデオ係りです。
東広島に行く [将棋]
今日は(3月21日日曜)東広島に行く。特別棋士派遣の仕事だった。自宅の子ども日曜コースは、西田三段と千田三段に任せた。将棋教室とチビが食べないのが気がかりだった・・
電車に乗ると黄砂がすごい・・風邪はだいぶん持ち直していたのでほっとした。
8;30に家を出て、新大阪に向かう。岡山までのぞみ、そこからこだまに乗り換える。指定を買っていなかったので自由席だが、連休なのを忘れていた。何とか新神戸で座れてよかった。
岡山で降りてこだまを待つが30分以上あったので、ホームで立ち食いうどんを食べる。これがおいしかった。
岡山を出て東広島に12:06分に着く。Fさんが迎えてくれて、さっそく「ひがし広島将棋サロン」に向かう。「今、NHK杯戦決勝の糸谷五段の将棋を見ている途中だったのですが、結果と内容は仲間に教えてもらいます」
わかりやすい看板だ。
「じゃあみんなが来る前に教えてもらおうかな」角落ちで三局指した。三局とも途中で上手苦戦で、中盤の粘りがあるので終盤が惜しかった。
二枚落ちで独特の指し方、端をうまく攻められて苦戦だが、受けで失敗したようだ。初めは上手振り回される。
飛落ちで仕掛けはどちらかいうとしくじったのだが、終盤が見事だった。
その終盤で上手が3五香でゲタを預けた局面だが、ここから即詰みに討ち取られた。持ち駒銀と香だ。
飛落ちで手馴れた指しまわしだったが、足りなかった。もう一局指すと負けそうな雰囲気がある。
六枚落ち、パソコンのソフト相手の練習の後に挑戦されたが、完敗だった。六枚落ちは卒業だ。
二枚落ちだが、終盤に下手の好手連発でうなる。いい負かされ方だった。強い指しっぷりだ。
四枚落ちで、やや消極的すぎた。二局目は打って変わって果敢に攻められて惜しかった。攻めの姿勢をもてばいけそうだ。
角落ちで駒組みが失敗のようだ。最後上手があやうくトン死しそうだった。
平手の相矢倉戦で、棋譜をつけながらの将棋は、私の方が終始押され気味だったが、何とか余せた。
飛落ちで、終盤は難解で上手ごまかしたかと思った瞬間に好手が出て負け。なかなかの熱戦だった。
六枚落ち上手負け、五枚落ち上手負け、四枚落ち上手勝ち、五枚落ち上手勝ち、平手上手勝ちだった。攻めのセンスがよかった。受けが危ういようだ。また今度の機会が楽しみだ。
他にも数局指したのだが、局面が苦戦で写真を撮り忘れてしまった。
懇親会を兼ねた打ち上げだが、ここでも将棋だ。私もビールを頂きながら指した。こういうシーンは懐かしい。子どもの頃は多かった。
懇親会より将棋に熱中の面々だ。いつまでも続く・・
私は酔いが回って心地よい気分になったが、帰らなくてはいけない・・棋士になっても田舎に帰ってクラブに立ち寄るとこんな雰囲気だった。
ひがし広島将棋サロンのみなさんお世話になりました。
☆糸谷五段はNHK杯決勝で、惜しくも羽生名人に敗れたようだ・・かえすがえすも残念である。無念である・・でもここまで活躍してくれたのはうれしかった
来期は一皮向けた糸谷五段の活躍を期待したい!
三世代交流将棋教室 [将棋]
金太郎はすぐに私の頭に乗るのだが、少ない髪の毛をいたずらでかじる。安定感が悪いのだが、何故か落ち着くようだ。ときどきパシャと〇〇〇をこぼされるのだが、慣れとは怖ろしいもので平気になっている・・
むしろ怖いのは耳をかじられることだ・・かじられて体でいちばん痛いのは足の先である。これだけは我慢できない。
この小首を傾ける仕草は、人間と同じで「何だろう?」
何かを見ているのだが・・金太郎は常に新らしいいたずらを見つけようとする。
自分で振り落としたものを仮想敵にして「イイコイイコ、オイデオイデ、ギャオー」と遊ぶ。
しおらしい金太郎。叱ったあとでこういう表情でやってくる。反省というよりも「まあいいじゃないの、大目に見てよ・・」だろうか。
最近は寝ていることが多いトビオ、しかし必ずいちばんいい場所取りをするのだ。エアコンの下、ガス暖房の前、日当たりのいい場所、座布団の上などで、何だか猫のようである。
ときどき金太郎に尻尾をかじられたり、背中に乗られたりするのだが、目が見えにくくなってあまりわかっていない。トビオのよさは食に貪欲だが、競争心は全くないことだ。クロに餌を取られても怒らない。おおらかな貪欲さがトビオの特徴である。
昨日は(3月18日木曜)大阪府箕面市にある「東生涯学習センター」で「プロ棋士が教える、三世代交流 将棋教室」のイベントに行った。宝塚から車で30分くらいで着いたので、小雨の中だったが少し散策する。
喫茶店に入ったら、インドレストランだった。
歩いて「東生涯学習センター」に戻る。このあたりは小高い丘の住宅地で、向かいもびっしり宅地が広がっている。勝尾寺が近いのだが、それで以前にも車で走ったことがあるのだ。公園の前に珍しく公衆電話ボックスがあった。
会場の東生涯学習センター 15:00~17:00
三世代交流将棋教室、実は挨拶でなくて閉会のシーンだ。イベントの写真はスタッフのHさんに撮ってもらった。
入門コースは大盤解説から始まる。
入門コース担当は川崎三段、子どもやお母さんへの対応は大ベテランの域である?エネルギッシュなのがいい。
上達コースは初めに指導対局からだった。隣は千田翔太新三段である。箕面市在住で、川崎将棋教室で育った。「千田君は背も伸びて、将棋も強くなって勝つのは体重だけになりました。」川崎三段の弁である。
糸谷五段が近所に住んでいるそうだ。それも縁である。今日は勝尾寺に行って来たというお母さんも挨拶で来られていた。勝尾寺は名前の通りで、私も弟子の願掛けに行く。気合を込めて行くのだ!
指導の助手に将棋コーチのふたりも指導対局に協力なので、まさに強力スタッフだ。
指導はみんなぞれぞれ味があり、観ていても面白い。参考になる。
指導の後は「大盤による上達講座」である。元気のいい溌剌な将棋を並べて、たまに次の一手として出題した。自分が面白い将棋を選ぶのがコツだろうか。将棋の上達はメンタルな部分も大きい。強くなりたい気持ちがかすかに実を結び、地道な努力の積み重ねがジワリと大きく実を結ぶ・・・
会場風景その1
会場風景その2
イベントが終わって、川﨑三段、千田三段と一緒に食事に行く。18時からはこの会場で毎月二回木曜に開かれている「なかよし将棋クラブ」の例会があり、そこで指導対局をすることになっていた。
なかよし将棋クラブというネーミングが素朴で好感がもてる。
20時に私は先に帰る。小雨も止んできた。一日将棋漬けだったが、楽しい時間を過ごせてよかった。
スタッフのみなさん、お世話になりました。
宝塚ふぁみりい劇場 レッツ・将棋 [将棋]
昨日の祝日は「第15回宝塚ふぁみりい劇場 レッツ・将棋」のイベントがあった。私が宝塚に来て初めて開いたイベントで、妻がふぁみりい劇場の会員だったので、企画されたイベントだった。今も私はふぁみりい劇場の会員だ。
12:30開始で①団体戦(三人一組で無作為にメンバーを組む)②個人戦トーナメント(団体戦参加のメンバー)③初心者教室④初心者トーナメント⑤指導対局⑥詰め将棋出題と盛りだくさんで40名近くの参加者があった。
手伝いは阪上初段、藤原初段、荒木初段、坪井3級だ。ふぁみりい劇場の特徴は運営をお母さん達が仕切ることで、目配り気配りがいいところだろう。15回を重ねてきたが、今日その日に将棋を覚えて、その日に大会に参加するシステムはこのふぁみりい劇場のイベントから始めて体験したものだ。
私は入門教室を受け持つが、今回は①全く駒の動かし方を知らない②動かし方はわかる、この二つに組み分けした。初めに初心者全体の大盤解説をした後で、①のメンバーには弟子を付かせて②のメンバーは私が観て回って、途中から指導対局に回ってもらった。
入門コースでは毎回試行錯誤を繰り返しているが、いいマニュアルはない。やはり将棋は時間をかけないといけない面があるので、短時間で凝縮しての指導は内容が難しい。今回は急がないようにテンポをずらせて取り組んでみたが、課題は多い。功を急がない・・教え込もうとしない・・ことだろうか。
団体戦は毎年熱戦で、初めて組んだメンバーなので新鮮である。相手も自分達のチームの強さもわからないのが面白い。
教室のS君が連続優勝で、無作為のメンバーでの団体戦なので珍しいかもしれない。自信につながるだろう。
個人戦はクジ運も大きい。私の教室の子ども達も出ているので、無意識に表を見て無意識に応援している・・今回は大人も2名参加しているので面白かった。教室のO君が優勝した。おめでとう。
初心者トーナメントは①駒の動かし方を今日覚えた②駒の動かし方は分る、対戦は二つのブロックに分けた。勝負がつかないときは判定、互角のときはジャンケンである。進行が遅いところは途中からチェスクロックも使ってみた。
駒をほとんど全部取られているので判定負けにしたが、「何で?負け?玉が詰まされていないのに・・」泣き出されそうになって困った。最後まで待っていとなかなか終わらないのだ・・
観ていると冷や汗をかくが、まずは将棋を指せるようになるのが目的なので、知らない間に指すことを体験してもらう。子どもを退屈させない、飽きさせない、緩ませないのは至難の技である。
終わって車で帰る。宝塚阪急の駐車場は一日最高1000円に値下げしたので、焦らなくてすむのがいい。今日は雨だったので弟子を乗せて車にした。
☆十三棋道館の北川茂さんからハガキが届いた。ご紹介させていただきます。
2月13日(土)午後3時30分~
読売テレビ10チャンネルで放送予定
山口智充の「グッと地球便」
海外で暮らす日本人のために、日本の家族から海外の家族に最高の贈り物を届けるという番組です。
北川勢(チカラ)さん(北川さんのご子息)が、ゴスペル・ソウル系などユニークな音楽活動(ドラム・パーカッション)が番組で紹介されるそうです。
どうぞご覧下さい。
対局負け [将棋]
今日は対局だったが、負け。棋王戦の予選で東和男七段戦である。完敗だった。昨晩から悪い夢を見たり、気になっていることがちらついて精神状態がよくない。言い訳でなくてコンディション調整も実力なのである。もっとも以前は当日に苦手な対局者の名前があるだけで戦意を喪失していたくらい、私は未熟者である。
パソコンのキーボードの調子がよくない。小文字は出るのだがひらがな変換にすると打てなくなる現象が起きてしまう。 これもストレスになりそうだ。
不慣れな中飛車にチャレンジしたが、やはりヘタクソでだめだった。この局面から△4四銀と出たが▲5六銀とされて投げたくなった。厚みが違う。
△5五銀の予定だったが▲5二歩△同飛▲5五銀△同角▲4一銀で悪い。実戦は△3三角と辛抱したが、▲6四歩△6二歩▲6六金△2四角▲4七銀△7四歩▲5八飛△5三歩▲5六金以下森負け。
△7四歩では△3五歩だったが流れがよくない。ジリ貧になってしまった。これは気分のよくない負け方だが、序盤が問題である。
将棋に負けると腰も痛くなって、風邪もぶり返しそうになる。負けた口惜しさでなくて、自分のふがいなさに対してである。昔は布団をかぶって一日中泣いていたこともあったが、もうそんな年ではない。今は将棋に負けても心身のバランスをとる作用が働く。
帰宅して遅い夕食にした。子ども教室のテキストを作成する。何がどうあれ日々のノルマをこなさないといけない。この年になっても自分のペースが崩れそうな状況に弱いのに呆れる。
金太郎の相手をしていると少し気持ちが和らいだ。
第13回ピピアめふこども将棋大会 [将棋]
第13回ピピアめふこども将棋大会入賞者 H22,1,11(祝月曜)
☆第1部(小学低学年の部)↑入賞者左から優勝、準優勝、三位、四位
優勝 平井亮丞(宝塚市) 準優勝 遠藤寛也(奈良市)
三位 宗内 慧(高松市) 四位 小玉真央(枚方市)
☆第二部 小学高学年の部↑ 左から
優勝 松浦寛太(高槻市) 準優勝 上野絢矢(長岡京市)
三位 遠藤昴晶(名古屋市) 四位 土井達也(姫路市)
☆中学、高校の部↑
優勝 西尾 航(和泉市) 準優勝 木奈本祐貴(東大阪市)
三位 新木貴士(伊丹市) 四位 武縄真和(神戸市)
☆宝将戦
優勝 倉辻勇紀(池田市) 準優勝 吉村萌杏(福井市)
三位 井澤 翼(川西市) 四位 平松 廉(堺市)
入賞おめでとう!
今日は(1月11日祝月曜)第13回ピピアめふこども将棋大会」だった。前日の夕方に大会の準備物を運んでいたので、今朝はわりと楽だった。いつもは車だが、電車で行く。8:45分集合だったので8:30過ぎの電車に乗る。
第一部(小学低学年の部)10:00開始で13:00終了、59名参加だった。
予選は1勝通過で(宝将戦は初めからトーナメント)決勝トーナメントの抽選をする。
予選や決勝トーナメントで負けると「一般戦」がある。時間内に10局を超えてもOKである。成績優秀者から順に抽選だ。
トーナメント表、ベスト8進出だ。森七段教室の子ども達もベスト16で8名も残っていたが、ベスト8は教室勢は3名になってしまう。クジ運の悪い同志討ちもあって惜しかった。
一般戦でも活躍である。
会場の中の周囲には付き添いの保護者が大勢いる。
将棋大会は体験の積み重ねでもある。ぶっつけ本番のような将棋を指すのは上達にはもってこいの場所となるものだ。
一部決勝戦のシーン
平井君の厳しい目線が飛ぶ!
表彰式の前に、一般戦の抽選をした。7勝以上、4勝以上、3勝以下の順番に引いていく。
入賞者にミニインタビューをした。みんな初めは緊張していたが、次第にリラックスである。
☆第二部<小学高学年の部><中学、高校の部><宝将戦>
受付のシーン 参加費は800円で昨年までは500円だった。
二部の会場
小学高学年 40名 中学高校の部20名 宝将戦20=80名
一部と違って?もの静かな対局風景
こちらも負ければ一般戦に参加する。自分でいうのもなんだが、結構レベルの高い大会である。
二部 ベスト8で教室のこどもたちは5名も残っていた。優秀である。優勝と三位が教室のこどもだったが、今までのこの大会の中では総合ではいちばんよかったかもしれない。
宝将戦は手前の列である。
勝負は微妙なところで決着がつく。勝てそうに思うと遠いし、負けと居直ると案外逆転の目が出てきたりするものだ。
勝負の女神に好かれるのはどちらか?宝将戦三位決定戦だ。宝将戦ではベスト8の中でで右半分の四名が山が教室のこどもたちでもある。
今日は手伝いが、竹内雄悟三段、荒木 隆初段、藤原結樹初段、坪井祐二3級、上田 洋3級、佐和田悠馬3級だった。
第二部 小学高学年の部決勝
中高の部決勝戦
注目の決勝戦を見る・・
宝将戦優勝者のインタビューをする。
この大会が終わってようやく、正月を迎えた気分でもある。
小詰棋会、B1組順位戦 [将棋]
今日も金太郎は朝、私の肩に乗ってくつろいでいるが、油断すると少ない髪をかき分け?上に乗ろうとする。それからジワリと腕に降りてパソコンのマウスやキーボードをねらうのである。ときどき耳をかじったりもする。
朝はいまだに幼児食?で、もっとも高カロリーなのでずっと続けても構わないらしい。お湯を沸かして溶かし、スプーンで口に入れる。もういらないときは口ばしを開けてもういらないというポーズをする。一回の食事で10~20グラム体重が増えるのだ。
本来はペレットがいいのだが、食べないので、今はこの流動食と、昼間はひまわりの種や実や穀物の混ざった食事である。ピーナツや野菜、いり豆も少し食べる。ヨウムは食事が難しいらしい。水には粉末のビタミン、たまにカルシュウムも入れるのだ。
掃除機で遊ぶ金太郎。何でも噛むので危ない。壊されてしまうのだ。
午後から関西将棋会館方面に向かう。子ども将棋大会のちらしを置かせてもらって、販売部に立ち寄る。それからJR福島駅スグの喫茶「ケニア」に向かった。今日は「小詰棋会」である。谷口さんとたっぷり、将棋の話で盛り上がる。それから途中で中村さんが来られて、夕方からの忘年会に吉松さんが来られた。
得意のセルフタイマーを使う。
帰宅して、山崎七段の順位戦の将棋を観戦しながら、あれこれ過ごす。苦戦の将棋だったがこれからの流れがよくなるような逆転勝ちとなった。棋王戦の決勝にも進んでいるようで、いいムードを大切にしてほしい。
何となく一門の全体に影響するような勝ちだったと思った。期待をこめて・・最近は弟子の将棋を見るのを減らしていたが、みんな踏ん張ってほしいと願うばかりである。
久し振りの勝利 [将棋]
今日は(12月7日月曜)対局だったが、早朝に目が覚めてしまった。一度目が覚めるともう眠れないので、ネットをする。その上で?金太郎がいた。
関西将棋会館に向かう。福島の駅でビッグイシューの人が私の顔を見て、すぐに本を手に寄ってきた。いつのまにか常連になっている。ときどきいないときは心配になる。
今日は竜王戦で小阪昇七段戦である。最近はずっと負けている。
(先後逆にしてある)今日は相振り飛車に誘導して、私が穴熊に組んだ。中盤は無理気味で、攻めさされている局面で、このまま切らされて負け・・ムードだった。ここで踏ん張りの手をひねり出した。
第1図から▲7三銀成△同桂▲8六歩(第2図)
▲8六歩で▲7三歩成と突撃しても△同銀で指し切りだ。▲8六歩は変わった手だが、△6八銀などなら▲8五桂△7九銀成▲7三歩成△同銀▲7四桂で手になる。
第2図から△3五歩▲7三歩成△同銀▲同角成△同金▲8五桂(第3図)
それでも指し切り模様で進む。
第3図から△7八歩▲7三桂成△同玉▲6九飛△8八角▲7四歩△6二玉(第4図)
△7八歩が悪手で△7七歩なら私の方が悪かった。よほど成り捨てて△7七歩と指しなおそうかと思ったが・・小阪さんの感想。△7七歩なら同じ様に進んでも飛車が使えない形になっていた。
第4図から▲6五桂△6四銀▲7三桂成△5一玉▲6二歩△7九歩成▲6一歩成△4二玉▲3九飛と進んだ。
▲6五桂が好手だったようだが、△6四銀には普通に▲7三歩成がよかった。また▲3九飛では当然▲6四飛だった。
第5図から▲3五金△3七歩成▲2四金△4七歩成▲6一飛以下森勝ち。
▲3五金が決め手で穴熊玉の勝ちパターンに入った。中盤の駒組みには問題があったが、久し振りの勝利でうれしい。
早く終わったので真っ直ぐ帰り、帰宅して遅めの夕食にした。
金太郎と一緒にいるのが当たり前になった。
少し風邪気味なので、風邪薬とビタミン剤と栄養剤を飲む。そういえば昨日、電車で男の人に席を譲ってもらったが、びっくりした。素直にお礼を言って座らせてもらった。
京都プロアマ対抗新春特別対局 [将棋]
金太郎の新しい止まり木パート1で、古い楽譜たてを使っている。すこしゆらぐのだが、次第に慣れてきている。
止まり木パート2で、桑原さん作のこちらも見事な工芸品となった。これで金太郎の普段の憩いの場?ができた。
今日は(11月10日火曜)京都タワーホテルで「京都新聞社主催プロアマ対抗新春特別対局」があり、私は立会いで行った。毎年この時期に棋王と棋士2名の3名と京都、滋賀のアマ強豪3名との対局がある。
会場は和室である。ここは師匠の手伝いで何度も来ているので、来るたびに懐かしい。昼食もかって大山名人が来られたときに以来、何故か?カレーライスと決まっているのだ。
本番前に、村田顕弘四段と西川和宏四段による二枚落ち二面指しのイベントがあった。一局ずつ棋譜が掲載されるそうだ。
西川四段の二面指し指導対局風景。ふたりとも奨励会の頃は森一門研究会にも参加してくれていたので、親しみ深い。活躍を期待したい。
プロアマ対抗新春特別対局、久保利明棋王と井上奈智さん(京都アマ王将「の角落ち戦で、この将棋は京都新聞の夕刊に正月明けから掲載で、観戦記は私が書く。
この将棋盤はタイトル戦にも使用され、京都府支部連合会会長の小野巌さん所有のものだそうだ。
すぐそばで竜王戦第三局も本願寺で対局されているが、新春特別対局も小野さんの日記に掲載されているので参考にさせてもらった。京都でイベントがあると、支部連合会副会長の西澤さんとともにいつも必ずお会いするのだ・・
村田顕弘四段と浅野義博(シニア代表)の角落ち戦
西川和宏四段と和井田祐司(滋賀王将)さんの平手戦である。
終わると別会場で打ち上げのディナーがある。京都新聞社の関係者の方々との懇談と対局者の慰労もかねている。いろんなジャンルの話が聞けるので楽しい時間だ。
ふと脳裏に南口先生の大きな声と笑顔が浮かんできた。兄弟子の中尾修六段とともに、いつのまにかささやかながら後を継いでいる・・それを大事にしたい。こういうことを考えるのも年を取ったのだろうか・・
終わって中尾さんと京都新聞の斉藤さんと、いつものように京都タワーの裏でほろ酔い気分でマージャンをする。今日は荒っぽい展開で、結局みんな大差はなかった。帰りはJRで人身事故があったらしく大幅に遅れていたが、0時前に帰宅できた。