加西に行く [アルバム]
我が家のざくろの花が咲いてきた。二階の部屋から見渡すといっぱいあってほっとした。ざくろは夏にチビの日影作りにも役立つはずだ。
午前中マツダのTさんと車の車庫証明の手続きに行く。
昼食後にドライブに出かける。この一週間はほとんど仕事をしていないので、バチがあたるかなあと思いつつ、ETCのカードを差し込んで出発だ。気前よく休もう・・
山陽道が多かったので、今日は中国道を走る。社SAで休憩して行き先を加西に決めた。北条鉄道がキーワードだ。加西ICで降りてふと五百羅漢に行ってみることにした。
喜怒哀楽の豊かな表情の、ひとつひとつの羅漢に引き込まれる。
これはまさにモアイ像だ。
やや怖い形相だ。想いをこめて作ったのだろう。
歴史の裏に潜むいろんな怨念や未練、愛情、憎悪、羅漢にこめられた人の感情の激しさとやさしさが伝わってくる。
五百羅漢を出て北条鉄道の播磨下里駅に向かった。
駅のベンチで、最近得意のセルフタイマーで記念写真を撮る。どこでも登場。
播磨下里の駅から「大村の石仏」に行くことにした。
道に迷っていると、古墳に出会った。
チビに似た犬に出会う。
大村の石仏からの風景
大村の石仏
北条鉄道、電車が過ぎて行った。
そこから鶉野飛行場跡に行く。以前に訪れてから、どうしてもまた行きたくなる風景だ。
静かな時間が過ぎる・・
飛行場の先から逆に全景を撮った。
鶉野飛行場界隈を走っていると、牧場があった。
妻が人なつっこい牛を相手している。
そっと近づくと、ぬっと顔を出してきた牛、草を咥えているのがいい。
力強い体型だ。牛は大地を歩く・・
牧場の風景
今日のドライブは満足で帰宅する。帰りは社SAで一休みした。15分ほど眠って回復した。
晴れた日のドライブは心地よい。私は道を覚えるのが下手なので、いつもナビに頼ってしまう。行き先は、やはり歴史あるところや自然の風景が残されているところ、動物が居るところ、そして人の暮らしのにおいがするところ、過去の人の足音がきこえるところ?などである・・
帰宅して急いで夕食を済ませ、T整形外科に行く。間に合った。
森一門祝賀会② [アルバム]
森一門祝賀会
初めに主賓の三名が登場して、花束贈呈だ。GⅠ宝塚記念のファンファーレだが、何故か途中で切れてしまった。
会場は満員の盛況だった。200名を超える参加者でありがとうございます。
<花束贈呈>
<開会の挨拶>世話人のひとり野間俊克五段で、私の弟弟子である。
<乾杯>東和男七段のスピーチは危ういときもあるけど・・?うまい!
<祝辞>中尾修六段は、子どもの頃の安用寺六段の育ての親で、私の兄弟子である。(飲むともっとズトレートだが)暖かいスピーチだった。
<祝辞>淀川圭介先生は京都外大N高の将棋部顧問で、大石四段は合宿に呼ばれて指導している。私の飲み友達でもある(酒と珈琲)
<祝辞>藤谷豪さん。澤田四段を幼い頃から見守っておられる。三重県鈴鹿市で教室を開かれているが、その会報で奨励会の澤田君の成績を毎回掲載されている。今回の昇級を心から喜んでおられるのが伝わってきた。
<祝辞>A級復帰の井上慶太八段。弟子の勢いそのものだろうか・・弟子ともに素晴らしい活躍です。
<祝辞>Sさんのフルート独奏
<一門代表挨拶><本日の出席棋士紹介>
一門の長兄である増田裕司五の挨拶。本日出席の棋士紹介はテーブルで立ってもらった。
<挨拶>村田顕弘四段の挨拶と祝辞、今日は指導対局も依頼した。
<挨拶>西川和宏四段の挨拶と祝辞
<一門紹介>川崎大地三段が紹介した
恒例の一門の記念撮影である。いつも人数を忘れてしまうが、欠席三名を含めると22名のようである?
<謝辞>笑顔たっぷりの安用寺孝功六段「これで師匠のブログできつくは書かれないでしょう」今の安用寺六段には女性以外に死角はないかな?
<謝辞>実は(私も含めて)大石直嗣四段のスピーチを楽しみにしている人が多いのだ。ご両親はヒヤヒヤだが大丈夫です。師匠よりははるかにうまい。
<謝辞>澤田真吾四段、棋士になってはじめての挨拶である。将棋と同じでとらえどころのない?含み多い冷静な話ぶりだった。
<謝辞>大石公嗣さん(大石四段のお父さん)、大石家のまっすぐな真面目さが伝わってくるご挨拶だった。八尾で「志紀将棋センター」も開かれている。いいですね。
<謝辞>澤田晃さん(澤田四段のお父さん)高校の先生らしい包み込むような、落ち着いた雰囲気はさすがです。(演歌歌手のようでもありますね?)
会場の全景
<席上記念対局①>安用寺孝功六段vs大石直嗣四段 十秒将棋
解説は山崎隆之七段と糸谷哲郎五段だった。「この将棋は99%大石四段の勝ちですね」とのっけから山崎七段。安用寺六段は苦笑しながらも不満そうである。(もともと安用寺六段は山崎七段との対局を希望していた)
結局終盤の大逆転で大石四段の勝ち。
<席上記念対局②>山崎隆之七段vs澤田真吾四段 十秒将棋
解説は片上五段と糸谷五段の予定だったが、片上五段が安用寺六段に譲り変更した。
やりにくい山崎七段が終始優勢に進めて勝ちきった。
この大型スクリーン使用は世話人の栗尾さんにお任せだ。
<抽選会>
森七段プレゼント
<ルンルンスペシャルプレゼント>今回は桜花賞のブエナビスタのパネルだったが、ルンルンが直接抽選札を引いた。長い間祝賀会をやっているが、初めての出演だった・・
<謝辞>最後に私の謝辞だが、何を話したのか記憶がない。何を話そうか前もって考えたことはほとんどない。気持ちが先立って、言葉がチグハグになってしまう。まあ挨拶はいつまでたってもヘタでいいだろう。
最後に世話人の栗尾さんの奥様から、私にバラの花束をいただいた・・ありがとうございます。
祝賀会は無事終わりました。皆様ありがとうございます。今後も弟子への暖かいご支援をよろしくお願いします。
森一門祝賀会① [アルバム]
森一門祝賀会アルバム 2009年5月5日
<記念指導対局>13:30~17:30
抽選で指導の棋士を決める。1回終わっても次に何回か指導が可能なので人気のあるイベントだ。今回は祝賀会参加の半数以上の100名を超える盛況ぶりで、棋士にはきついが?参加者には評判がいい。
今回の主賓の三人の指導風景、左から安用寺孝功六段、大石直嗣四段、澤田真吾四段である。
安用寺孝功六段 B級2組に昇級、六段昇段。手馴れた仕草である。
大石直嗣四段 四段昇段。いかにも大石君らしい表情だ。奨励会に入ったときから、自宅教室の手伝いをしていた。今はご両親の開いた「志紀将棋センター」と「伊丹将棋センターでも指導に携わっている。
澤田真吾四段 四段昇段。淡々と指導するのは普段と変わりない。
山崎隆之七段 公式戦対局中のような真面目な表情?
増田裕司五段 すでに指導全開の体制だ。
片上大輔五段 今回も東京から駆けつけてくれた。
糸谷哲郎五段 迫力ある手付きだが指導のときはやさしい。
野間俊克五段 ゆったりきちんと指導する・・これをノマノマと言う。
阪口悟四段 駒落ちでも捌きの将棋だろうか?
村田顕弘四段 私の親友の中田章道六段門下で、奨励会の頃から一門研究会にも来てくれていた。今回は指導を依頼して気さくに受けてくれた。
西川和宏四段 西川慶二七段と親子棋士だ。以前、やはり一門研究会に来てくれていた。指導の依頼に丁重な電話をもらった。
川崎大地三段 指導の重鎮のような貫禄がでてきた?
竹内雄悟三段 今回は一門の奨励会代表の挨拶を任せた。
西田拓也三段 前期が三段リーグ初参加だった。
池田市散策① [アルバム]
朝電話があって、T整形外科に行くのが少し遅れた。今日はレーザーと診察日だった。1時間くらい待って診察だが「左の手をよく使うのですか?」不思議そうに尋ねられる。」「右手はよく使うのですが・・このカクンというのは治るのですか?」
「治ります。指はできるだけ安静にして下さい。様子をみて2週間後にもう1本注射を打ちましょう。3本打っても治らなければ手術ですね。それまでレーザーと薬でがんばってみましょう」痛みは治まっているが、スグに軽い炎症を起して痛みが出るようだ。病院から帰り、天王寺動物園に行こうかという話になった。でも電車の中で妻がパニック気味になり中止にする。池田で降りた。昼食の後で「ラーメン記念館」に行くことにした。
池田の駅前でお寿司を食べた。
シャガである。
桜も見頃だ。
ふと建物を見ると「簡易裁判所」だった。
ラーメン記念館は初めてだったが、割と近かった。
しかし定休日だった。自前のラーメンは次回だ。
水路が多い街である。これはフランス風の建築だが、果たして何か?
横尾忠則さん風のたて看板
こういう風景が好きだ。みていて飽きない。
シュロの樹?土手で切らなかったのがうれしい。
飛行機が飛んできた。
自転車に乗った奇妙なおっちゃん
入り組んだ水路の街だった。
少し懐かしさを感じさせる風景
さりげなくどこにでもある風景がいい。
この後はまた次回に・・
どっぷり歩いたせいか、帰宅してグッタリ寝てしまう。2時間は寝ただろうか。
高速道路が土日祝と1000円になってから、気分的に平日に高速に乗るのが億劫になっているようだ。私は土日が仕事で平日のほうが開いていることが多いので、たまらんなあ・・
夕食後にHIROに行く。また最近はコーヒーを2カップ飲んでいる。さりげない日々だが、歳月は容赦なく過ぎている。いかなる場合も腹を括って暮らしていこうとつくづく思うのだった・・
風邪気味だが遊びすぎ [アルバム]
今日は寝過ごしてしまった。起きてから雑用を済ませて、宝塚南口に楽譜を受け取りに行く。ここのロータリーは狭くて駐車どころか停車にも気を使う。帰宅して昼食の後で、遅れがちのブログの更新をする。「子ども教室の部屋」とその他あれこれである。
ピアノのレッスンの間、またチビがメソメソして困った。覗きに行くと物悲しげだが、普段は行くなと言ってもそちらの方に走って入るのだが・・子ども教室のときは子どもが入室した後で、チビを小屋に戻すことにした。
夕食は寄せ鍋で、外食が続いたので野菜たっぷりだ。昨日から少し風邪気味で(遊びすぎと神経が弱っているせいか?)あれこれ考えていると、迷いは尽きないのである。3月になると急にあわただしくなって、年度末特有の環境の変化や進路の選択など、弟子のことを中心に自分のことも含めて、いろいろと選択、相談せねばならないことが山積みである。というよりも自分で処理や整理できないことが山積みなのである・・
HIROに行くと、珍しく久し振りに大声夫婦がいて、驚いた。妻がめくばせしたのだが、何か話しかけようかと思ったらしいが、やめてよかった。世の中にはほどほどがいい場合もあるのだ・・
私は人には甘いが、人間には厳しい?人には甘く見られ、人間には軽視されるのである。
☆アルバム 「西成界隈散策2009,3,3」
外人のツーリストが増えて環境も変わった。アジアの一都市の雰囲気だ。
ネコがいたがすぐに去る。
安い旅館が並んでいる。
メタボの白い犬。カメラを向けるとおじさんはにっこり。
以前に入った喫茶レストランで食事する
トンカツ定食(私)、白身のフライ定食(妻)を注文した。ちょこっとビールもうまかった。
西成のY字路のネオン
左がいつもの喫茶店で今日も入った。
地下鉄「動物園前駅」のホーム
新見の雛まつり [アルバム]
岡山県新見市の「にいみ雛まつり」に行った。天気がいいので遠出で高速の中国道を走る。
にいみ雛まつりの中心はこの太池邸である。昔の街並みの通りにあった。
雛まつり 遠くに出かけ 姫を待つ
<太池邸の雛まつり>
時が過ぎ 時代のかなたの 雛まつり
人しずか 足音もなく 雛まつり
にいみ雛まつりのポスターが貼られてある
<にいみ雛まつり街中の展示会場>
宝石屋さん
時代がかっている
雑貨屋さん(果物屋さん?)
文具屋さん
和菓子屋さん
縁起物はすべて意味があるそうだ・・
珍しい雛段で、何故か私が地元紙の取材を受けた。新見の街の商店街は平日のせいか人通りが少なかったが、歩いて楽しめた・・
新見は35年前に義兄のスレートの仕事の手伝いで来たことがある。旅館に泊まって数日かかったが、たまの休みに散策した記憶がうっすらとある。
雛まつりで地元の人が親切に応対してくれてありがたかった。今はどこも人の姿が見えないことが多い。過疎なのか不景気なのか、高齢化なのか、いろんな要素が含まれているようだが、静かに大切なものを守っている風景は胸がジーンとくるものもある。時代の変貌は容赦なく押し寄せているのかもしれないが、心に響いてくるものもある・・雛まつりの人形を見ていると、愛おしくなってくるのだった・・
神戸に行く①岡本~三宮~元町~下山手 [アルバム]
まあ天気は悪かったが、午後からは雨でなく曇りみたいなので出かける。久し振りに、阪急岡本駅近くにあるスパイスレストラン「ぶはら」に行く。
このビールを飲む器が重い。ビール瓶より重かった。重いのでおいしい?
ランチを注文する。サモサだったかな?とサラダ
4種類あったが、ラム肉カレーにする、おいしい・・
チャイ
ぶはらを出て、阪急電車で岡本から三宮に出る。
馬券?ではないはずだが・・
アーケードの上にあったが、面白い・・ほこりを被っているのが味がある
やや元気になる
想像力を働かす・・
神戸中華街に立ち寄る。相変わらず人が多い。
トビオにそっくりだ
再びアーケードに戻る。今日は入らなかったが、にしむら珈琲店はお気に入りだ。
神戸将棋センターがある
ペット連れも多い。
派手な看板、狭いアーケード
パルモア病院に出会う
パルモア病院にて
近くの公園にいた猫、すぐに寝そべるのだった。
下山手通りに出る。地理がよくわかっていない。異人館のある北野を目指す。
山本通りとあった。
さりげなくも不思議な光景である。
この後は異人館のある北野に行く。アルバムはまた明日・・
加西に行く②鶉野(うずらの)飛行場跡 [アルバム]
「60年前以前の農作業」とある。牛は朝鮮牛でおとなしいそうだ。当時は各農家に1頭はいたそうである。
こういった風景が普通だった時代がよみがえるようだ。
案山子のような集団
法華口とは一乗寺に行く入り口とのことらしい。
昭和20年に起きた悲惨な事故の顛末を記した記事だった。
鶉野飛行場跡を訪ねるが、場所が不明だったので探す。周辺はいかにも飛行場があったといった風景だ。
奉天池の土手に上ると、ゴルフの練習場で、おじさんがボートでゴルフ球を集ていたので、飛行場跡の場所を教えてもらった。
周辺の風景
鶉野飛行場跡
真ん中あたりに記念碑があった。
次第に複雑な思いになる・・
飛行場跡の全景
さりげなく駅の案内で見つけた鶉野飛行場跡だったが、訪ねてみると戦争の傷痕が生々しく今も尚残されている地だった。
今はものごとを真面目にみつめる機会が少ないように思う。真面目さが重く暗いと避けられる傾向にもあるらしい。スマートさ(軽薄さに通じる)と合理性(損得が基準である)がもてはやされる時代は、つまらないなあと思う。
ブツブツとワケのわからぬ呪文を唱えながら、いつしか自分も消えていくのである・・それでいいのだ。
加西に行く①北条鉄道 [アルバム]
中国道の加西ICで降りて、北条鉄道に乗ることにした。北条~栗生間のローカル電車。
北条~栗生まで片道400円。後ろから乗って前で降りる。ワンマンカーだ。
車窓の風景
車内の風景
播磨横田駅に着いた。
長と書いて「おさ」と読む。古い駅である。
播磨下里駅もまるで映画のロケーシーンだ。
法華口駅、ここは後で車で再訪した。
田原駅
車窓の風景
網引駅
栗生と書いて「あお」と読む。読めない・・
栗生駅~北条駅までは1時間に1本で、駅の周辺を散策する。喫茶店や店がないので困った・・
栗生駅は神戸電鉄、JRも通っている。加古川行きと谷川行きである。
駅前で、かってはきっと旅館だっただろうと思う。
教会があった。
以前に乗った三木鉄道の終点と似ている風景だった。
お寺だったのだろう・・さみしい風景だった。
カラスが藁のようなものを加えている。巣作りだろうか。
神妙になる風景だった。
駅前に戻る
古い工場があったが、看板が消えていて何の工場かわからなかった。
懐かしいものを感じる
栗生駅
北条鉄道に乗って北条駅に戻る。20分くらいだ。
帰りの車内にて、おばあさんの話し声がにぎやかだった。
北条鉄道を降りて、車に乗り換えて「法華口」に戻る。
後半はまた明日・・更新します。