今日は(3月21日日曜)東広島に行く。特別棋士派遣の仕事だった。自宅の子ども日曜コースは、西田三段と千田三段に任せた。将棋教室とチビが食べないのが気がかりだった・・

 電車に乗ると黄砂がすごい・・風邪はだいぶん持ち直していたのでほっとした。

 8;30に家を出て、新大阪に向かう。岡山までのぞみ、そこからこだまに乗り換える。指定を買っていなかったので自由席だが、連休なのを忘れていた。何とか新神戸で座れてよかった。

 岡山で降りてこだまを待つが30分以上あったので、ホームで立ち食いうどんを食べる。これがおいしかった。

 

 岡山を出て東広島に12:06分に着く。Fさんが迎えてくれて、さっそく「ひがし広島将棋サロン」に向かう。「今、NHK杯戦決勝の糸谷五段の将棋を見ている途中だったのですが、結果と内容は仲間に教えてもらいます」

 わかりやすい看板だ。

「じゃあみんなが来る前に教えてもらおうかな」角落ちで三局指した。三局とも途中で上手苦戦で、中盤の粘りがあるので終盤が惜しかった。

 二枚落ちで独特の指し方、端をうまく攻められて苦戦だが、受けで失敗したようだ。初めは上手振り回される。

 飛落ちで仕掛けはどちらかいうとしくじったのだが、終盤が見事だった。

 その終盤で上手が3五香でゲタを預けた局面だが、ここから即詰みに討ち取られた。持ち駒銀と香だ。

 飛落ちで手馴れた指しまわしだったが、足りなかった。もう一局指すと負けそうな雰囲気がある。

 六枚落ち、パソコンのソフト相手の練習の後に挑戦されたが、完敗だった。六枚落ちは卒業だ。

 二枚落ちだが、終盤に下手の好手連発でうなる。いい負かされ方だった。強い指しっぷりだ。

 四枚落ちで、やや消極的すぎた。二局目は打って変わって果敢に攻められて惜しかった。攻めの姿勢をもてばいけそうだ。

 角落ちで駒組みが失敗のようだ。最後上手があやうくトン死しそうだった。

平手の相矢倉戦で、棋譜をつけながらの将棋は、私の方が終始押され気味だったが、何とか余せた。

飛落ちで、終盤は難解で上手ごまかしたかと思った瞬間に好手が出て負け。なかなかの熱戦だった。

 六枚落ち上手負け、五枚落ち上手負け、四枚落ち上手勝ち、五枚落ち上手勝ち、平手上手勝ちだった。攻めのセンスがよかった。受けが危ういようだ。また今度の機会が楽しみだ。

 他にも数局指したのだが、局面が苦戦で写真を撮り忘れてしまった。

 

 懇親会を兼ねた打ち上げだが、ここでも将棋だ。私もビールを頂きながら指した。こういうシーンは懐かしい。子どもの頃は多かった。

 懇親会より将棋に熱中の面々だ。いつまでも続く・・

 私は酔いが回って心地よい気分になったが、帰らなくてはいけない・・棋士になっても田舎に帰ってクラブに立ち寄るとこんな雰囲気だった。

 ひがし広島将棋サロンのみなさんお世話になりました。

 ☆糸谷五段はNHK杯決勝で、惜しくも羽生名人に敗れたようだ・・かえすがえすも残念である。無念である・・でもここまで活躍してくれたのはうれしかった

 来期は一皮向けた糸谷五段の活躍を期待したい