今日は朝6:30、泊まりの付き添いの妻を迎えに行って、また病院に戻る。9時までいたが、帰宅する。子ども土曜特訓コースがあるからだ。

 10:00、13:00.15:30の3回特訓をする。特訓コースはグループレッスン兼ねているようなものだ。私にいちばん合っている指導法と思っている。一コースは4名から5名で2時間たっぷり実戦指導だ。

 今日もあったが、平手で飛車を素抜かれたり、15分30秒だが結構私の方もきついのだ。それがいいのである。平手二局のあとは駒落ちでこちらは一番手直りである。休憩の合間に休む。

 夕方、今日は三段リーグの最終日でもあった。なかなか結果報告がなくて、待つのもきつかった。最近は心身ともにバテ気味でもあるので、よけいにフラフラの気分である。

 最終日に昇級がかかっていた竹内三段は1勝1敗で昇級できなかったようだ。それでも次点だったのは救いである。勝負の結果は神のみぞ知る要素があるので、何ともいいようがない。無念なのは本人がいちばんだろう・・

 でも私も力が抜けてしまったような・・口惜しさとつらさが入り混じった微妙な心理状態になり、看病に来ているのに熱が出てしまった。しかし、竹内三段には気持ちの糸を緩めないように、すでに次期に向かって踏ん張ってほしい。大切なのは気持ちの継続と日々の精進である。それが重要で、そして、それしかない。

 千田三段は最終で連勝で、たくましい勝負根性をみせてくれた。次回に大きな期待をつなぐ勝利である。西田三段は不調から脱しきれないが、初めての大きな壁に向き合ってあせらず腐らず打開してほしい。結果は大事だが結果だけに左右されない、揺ぎなき強い勝負魂が必要なことを痛感する。

 夕方、特訓コースが終わってから、妻に作ってもらった弁当を持って、付き添いの交代で病院に行く。手術後3日目だが、そろそろ不満が出てきて、これも義父が元気になってきた証である。

 時間が前後するが、私は三段リーグが気になりそわそわだった。そして途中で連絡が入り結果を知ると、やはり居心地のよくない、いたたまれない心境になって困った。どうにも居場所のない心情である。

 本人の電話の声のほうがサバサバしているようだったが、竹内三段の方が間違いなく私よりも精神の強さを感じるので、少しほっとした。

 妻の付き添いの送迎を終って、帰宅する。金太郎と遊ぶ。言うことを聞かないが、癒しの時間だろうか。

 長い一日だった・・自分自身の気持ちも崩れないように踏ん張っていきたい。