昨日の(11月19日金曜)朝、金太郎を日向ぼっこさせる。アクリル製の太陽の光を通すミニケージの中に入れて外に出した。このケージは初めは凄くいやがった。今は少し慣れたようだが、閉じ込められている雰囲気が強くてあまりすきではないようだ。

 このミニ花壇は我が家の庭なのだが、植えてある花はみんな隣のダスキン園芸の人たちに(見るに見かねて?)手入れをしてもらっている。

 これは我が家のザクロだが、今年は何年ぶりかの不作で実をつけなかったが、昨年ダスキン園芸の人に枝きりをしてもらったときに大筋は聞いていたので、来年以降が楽しみだ。我が家のザクロの樹は随分大きく育っているが、思い当たるのは昔ハッチ、ポッチという名古屋コーチンのニワトリの小屋があったところのせいのようだ。鶏糞の土地だったので肥沃な土だったのだろうと思う。ハッチ、ポッチの残してくれた財産なのだ。

 そこに「源さん」の小さなお墓もある。

 小さなイチゴ

 はっとさせられる花、下に名前が書いてあったが忘れる・・

 色彩豊かな花壇だ?ありがたい。

 昨日は(11月19日金曜)午後から「西成市民館まつり」の将棋コーナがあるので出かける。早めに出たつもりが、昼食の時間がなくなっているのに気づいて、あわててコンビニでサンドウイッチを買って駆け込むことになった。

 

JR環状線の新今宮駅についてから、西成市民館に向かうとき、この犬が気持ち良さそうに寝そべっていた。恐る恐る撮った。次もいたのだが、こちらは大きい犬で足がすくんでしまう。私は動物好きというのでなくて、動物という意識はなくて私にとっては仲間なのである。しかしそれも取っ組み合いすれば自分は勝てそうな?相手に限るのだ・・ケンカして負けそうな動物は苦手なのだ。

 ガード下の露天の店をみながら歩いていく。今日は陽だまりの心地よい天気だ。「ギャオ!」と声がしてみるとネコ同士がケンカしている。そううときの反応がいいのがこの街の特徴だ。さっと数人が感想をいいあっている。「痴話ケンカやろう?」「兄弟ケンカやなあ」私も観ていきたかったが、時間がなくなっていた。

 黄色ぽい外装の西成市民館に着いた。すぐに会場に案内された。そこでサンドウイッチを食べていると、すでに先日の「将棋愛好者のつどい」などで顔見知りの人が待っていた。

 13:00から10面指し指導対局が始まった。この市民館での指導も数回になったので、みんな慣れてきて将棋の内容もよくなっている。

 これは平手で受け損なったようだ。ここから3四飛で優勢。歩切れが痛い。

 角落ちだが元気いっぱいのおじいさんだった。珍しい次の一手が出た、3三歩成で同桂に8四飛と飛車を素抜いた。ところが動揺することなく粘られて難しくなった。もう一局どうですか?」「ああしんどくなったから帰るわ」天真爛漫なおじいさんだった。

 毎年来られている常連の人で、二枚落ち戦だった。これは2二飛の構想はよかったが、序盤が出遅れ気味なので下手苦しい。次にもう一局指したが、これは攻めの陣形を教えたら、たちまち上手必敗形になった。土壇場で寄せ損なって惜しかった。

 これは平手だが、中飛車に私の好きな鳥刺しを使う。駒損がたたり負け。大道詰め将棋のときにいっぱい答えてくれた人でさすがに強かった。

 二枚落ちで、いくらアドバイスしても?玉頭戦を仕掛けてくる。しかし途中はそれで上手が悪くなってしまう。下手はそれで貫けばいいのだが、ついつい2筋の攻めにこだわる人が多い。玉を攻める、これが中盤から終盤の心得だ。

 ありむら潜さんが来られたので、会場風景の写真を撮ってもらった。今日は隣の部屋で「労働相談」のコーナーを担当されているらしい。

 入り口では指導の順番待ちの人が待機している。

15:00でイベントは終った。この会場では次のイベントもあるので、時間通りに終った。挨拶をして市民館を出る。

 またガード下を通って戻る。

 ふと見ると道端で将棋を指しているので、立ち止まった。「森センセーこんにちは」と声をかけられた。先日の「将棋愛好者のつどい」でみなさんなじみなのだ。しばらく見ていくことにした。こういうときは人懐っこい人が多くて、ずっといても飽きない。私が子どもの頃の懐かしい雰囲気もあるのだ。「将棋のセンセがおるがな。みんなこてんぱんに負かして天狗の鼻を折ってえな?」指そうかなと思ったが、今度にしよう。

 寒くなると風が冷たくてここではできないそうだ。

 西成労働福祉センターの建物だ。一階の大きな吹き抜けのところでは、早朝から仕事の斡旋やら炊き出しもある。今日も17時の炊き出しを待つ人がすでに並んでいた。

 新たな大阪駅ができつつある。

 帰宅して夕食にする。最近の空は情緒豊かである。

 私が帰ると金太郎はうれしそうだ。何よりである・・ちいさいけれどほのかな幸せか・・と思って折るとやんちゃさに振り回される。

 将棋教室のテキストを作成する。早くなったが詰め将棋が32問、実戦からの次の一手12問を作る作業なので、時間は取られる。

 夜はダイエーで買い物をして、テキストのコピーもした。