昨日は(2月7日月曜)家族旅行で淡路島に行った。朝7時過ぎに出発した。東浦ICで下りて海岸を走る28号線に乗る。

 世界平和大観音像が見える、喫茶「アメリカ」で休憩する。

 平和観音像は廃墟なのだが、結局何かにひかれて?毎年会いに来ている。

 見慣れてくると表情がやさしく見えたが、この奇怪な廃墟は界隈の人たちには不評だそうだ・・

 息子は釣りで淡路島によく来ているそうだが、噂の観音像は初めて見たそうだ。

いつまで見られるか・・バブルの遺産だろうか?愚かで空ろな廃墟か?人が消えてモノが残ったのだ。

 海を眺め続ける観音像

 近隣の風景

 何故か自由の女神像もある。悲しい風景だ。

 SLもそのまま残されてある。

 今年も咲いていたさざんか?

 廃墟独特の不思議な余韻がある・・失われた時間の哀愁か、現実の愚挙か・・

 存在自体が危険さもあるのだが、解体にも費用がかかるそうだ。他人事に思えないものを感じるのは何故だろう・・

 五百羅漢もさみしい雰囲気だ

 時代に取り残された空間

 また来年くるかもしれない・・

 津名一宮IC近くにある「たこせんべいの里」に入る。無料休憩所で珈琲のサービスがある。試食めぐりも楽しいのだ?

 近くの市場でたまねぎも買った。

 再び高速に乗り「淡路島南ICで下りて「大鳴門橋記念館」に行く。そこで「チラシ寿司」を食べる。今回の旅の企画は妻が練っていて、この食事も正解だった・・おいしい。

 3Dビジョンや現実の渦潮状況などを見る。やや子ども向きの様だ?

 そこからひたすら走り、「灘黒岩水仙郷」を目指す。

<島の南部に位置する論鶴羽山の急斜面7ヘクタールに500万本もの水仙が咲き誇っている。一重咲きの日本水仙を中心に、わずかに八重咲きの花も混じり、遊歩道の間に白いじゅうたんが柔らかな香りとひと足早い春を運んでくれる>

 水仙には青空が似あうが、曇りでも白と黄色の色彩が目にやさしい。

 うっすらと沼島が見える。日本誕生の地と言われ、旅の仙人の故水津英夫さんが最後に訪れたかった島である・・水津さんの写真を持ってまた行きたい・・

 断崖に咲く水仙はたくましい

 暖かさで梅もはやくほころんでいる。

 春の足音がする風景だ。

 今日は南斜面の方が色彩があざやかだった。

 灘黒岩水仙郷を出て「淡路島モンキーセンター」に行く。センターとあるので誤解しそうだが、自然の猿たちなのだ。餌が多い時期は山にいて下りてこないのだ。

 ここの猿は決して餌をねだらない。また道で会っても独特の距離感を保っているのに驚かされるのだ。「人間が限られた場所でしか餌を与えない」のが鉄則らしい。

 何をしているの?

 餌をちょうだい!モンキーセンターでは「人間が檻に入って餌をあげる」普通のところと逆なのだ。

 子どもの猿に餌を渡すと、大きな猿は取り上げようとするので、上手にバランスを取る?モンキーセンタでは弱い猿を助ける風潮があって、ここは人間社会よりもやさしいのだ。

 

 家族仲良しの光景

 金太郎と同じ遊びをしている?

 餌をやる場の全景

 のどかな風景だ

 

 コータ君のお墓の上に座っている猿

 コータ君のお墓と記念碑の前で写真を撮る。

 子どもの猿の仕草はひときわ?かわいい

 家族の団欒風景かな?

 野生の鹿もいた。

 鹿がいるのも不思議な風景

 家族があちこち思い思いの場所にいる

 これはぶらんこだ。

 海に面した堤防の上の親子猿

 ブランコは人気がある

 遊歩道の上を見るとこんなシーンがあった。

ガサガサと音がした。

 猿も木から落ちる?ことがありそうだ。「ここはまた来たいなあ」息子の感想だった。

 最後に洲本の「ホテルニューアワジ」の温泉付き夕食プランである。

 温泉は気持ちよかったが、出てから私の貴重品入れのキーが無くなって>大騒ぎしていたら、何と腕に巻いていたのだった・・ひたすら平身低頭である。腕時計が動かなくなっていたので、ごっちゃになっていたのだ。

 食事はフレンチのフルコースだった。ほとんど貸切状態でゆったり食事できた。

 いい一日を過ごせた・・帰りも何とか間違わずに戻れた。