朝起きて裏を開けてみると、成長した紅葉が青々としてそこに日が差している。季節はどうやら春まっただ中にあるようだ。

 トビオとクロに餌をやってから、金太郎を出す。少し早い時間のせいか寝ぼけている。遮光カーテンの中で声がしたときは、早くても出している。金太郎は幼いとき、止まり木でなくて下で寝ていた。妻によると私が幼児金太郎離れできなくて、木の上で寝ないのはそのせいだというがそうかもしれない。差し餌を食べなくなったときは少々さみしかった。

 こういうときはだいたいお腹がすいているのだ。

 こうやって和室に飛んできて、パソコンをしている私の邪魔をする。この次は眼鏡をねらっているのだ。

 昨日は(5月13日金曜)天気もいいので、出かけることにした。迷った末に三田の永沢寺の牡丹園に行くことにした。まずは宝塚の西谷にある千刈水源地で休憩した。

 永沢寺(ようたくじ)の牡丹園は観光シーズンでもあって、まずまずの人手だった。なかなか見事な牡丹が揃っている。

 真っ赤なドレスのような、妖艶な雰囲気だ。

 整った牡丹もいいが、不ぞろいの牡丹もいい

 牡丹園は手入れが行き届いている。

 格調高い牡丹

 牡丹の色彩はフラメンコの踊り子のようだ?思わず引き込まれそうだ

 華麗な牡丹は明るい誘惑

 花の表情は人の心の映り窓

 黄色は姿形に影響される色だ

 白は舞台背景が引き立つように、厳かだ

 蘭の花のような絢爛さがある

 牡丹のひまわり?しぶいひまわりのような牡丹

 ワルツを踊っているようなテンポがある牡丹

 

 なかなか色っぽい艶姿だ

 水芭蕉は少し前に終ったようで、名残がある。これからむくむくと大きくなる。

 水車が少しだけ風景になじんでいる

 タンポポはシャボン玉のようだ

 今日は弁当だったのだが、記念撮影をした。蕎麦打ちの体験コーナーもある。

 牡丹園を出て、花のじゅうたんに向かう

 入り口で「昨日、おとといの雨で芝桜が枯れてしまったのですが・・」2年前くらいに母と一緒に来たときは、満開の見事な風景だった。さみしい風景になっていたが、それも一期一会の味わいである。

 「こんにちは」

「いらっしゃい」

 「・・・・」

 ミゼットが展示してある。

 永沢寺に行く。

 オダマキの花らしい

 寺の境内は花がいっぱいだ

 スズラン?

 シャクナゲ?

 椿の花びらが落ちて真っ赤な世界を彩る

 じっと見守る

 永沢寺を出て帰宅する。