今日は朝から「K歯科」に行く。「記事をみせてもらいました。かわいいですね」先週、妻が持って行った金太郎の記事のことである。今回の治療は今日で終了だ。

 それからY医院に行く。風邪が治らない・・熱も鼻水もないのだが、ときどき咳が出て困る。「今は毎日、温度差があるからねえ」聴診器を当ててもらってY先生の診察のあとで、吸入をした。福沢諭吉の教訓と、年を取ったら・・の言葉を何度も眺める・・

 ザクロの花が庭にいっぱい落ちている。それでもまだいっぱいの花が咲いている。何とか実をつけるように残ってほしい・・

 妻の提案で、川西の頼光寺のアジサイを観に行くことにした。私は行ったことがあるような無いような・・記憶があいまいだ。この白い花はカラーというらしい。

 車で行ったのだが、裏参道の立て札で狭い道を進む。

 アジサイはあと少しで満開?のようだった。それでも雨上がりのアジサイはきれいだった。ここは静かで清楚な雰囲気がある。石段も情緒があった。

 葉に水がたまっている。ちょうど船のようにみえる。「一献どうぞ・・」「かたじけない」そんなシーンが浮かんでくる。

 境内はアジサイがいっぱいあって、花が道案内をしてくれるようだ。

 青いアジサイは酸性、ピンクはアルカリだったかな?

 花びらがひとつひとつ自然の宝石のようである。

 水滴は弾力がある。

 地味な色彩がよい。地道な心が写る。

 厳かででしゃばらない派手さだろうか。

 ホタルブクロが境内にいっぱい咲いていた。花のちょうちんのようだ。

 アジサイは大振りで、どちらかいうと苦手だったが、今はとっても魅力的に感じる。

人が作るもの、自然がなしうるもの、どちらも不思議さがある。

 夜はHIROに行く。

 帰ってからB級2組順位戦を観戦する。安用寺六段は青野九段に勝ち。弟子が勝つとほっとする。年齢とともに身びいきが強まるのは仕方がないようだ。

 風邪は少し治まっているが、精神的な悩みが尽きないので、なかなかよくならない日々が続きそうである・・きちんと仕事をこなすのみである。