月曜日の日記 8月22日

 ☆奨励会試験始まる、勝尾寺

 川西で用事を済ませて、勝尾寺に行くことにした。この日から始まる奨励会受験と弟子の勝運の祈願である。毎年このように出かけてきている。神仏には頼らずの宮本武蔵のような心境にはなれそうにない?

 蓮の花が咲いていた。蓮の花はこの世とあの世の境界にあって、どちらにも導く?渡り舟の役目のようかなあと勝手に解釈する。

 勝ダルマがお寺の敷地のあちこちにある。

 昨年はここに奉納した。

 

  転んでも起き上がる・・今の時代は特にめげないで生きていくしかない。

 

 1000年前の朱塗りに戻ったそうだ。歴史は繰り返す・・でも人の情念や喜怒哀楽の思いは変わらない気もする。

 雲の流れも深い

 鐘があるとつきたくなる。これは厄除けの鐘らしい。

  みんなでにらめっこしているようだ。

 歴史のあるものは存在感がある。

 四国八十八ヶ所めぐり

 

 まだ咲き残っているアジサイ

 本堂を後にする

 石垣にも勝ちダルマが置かれている。

 一願地蔵もある

 

  勝ちダルマ 滝に打たれて 修業かな

 奨励会試験の一次試験の結果報告がはいる。毎年ながら悲喜こもごもでなんともいいようのない気持ちになる・・結果は結果として受け止めることが大切だ。今自分にできることは何か?自分への問いかけと同時に、弟子にも何かを感じ取ってほしいと願う。

 勝ち負けがすべてだが、勝ち負けはすべてではない・・禅問答のようだがこの矛盾したものを抱えてやっていくしかないのだろう。

  夜、Y君とご両親が来られて長く歓談した。

火曜日の日記 8月23日

☆一次試験二日目と学校指導

 水曜日は奨励会入会一次試験の二日目だった。

 午後2時前に家を出て、学校に指導に行く。まだ夏休みなので「がくどう」子も少ないが、初めて将棋を指す子もいたので、みっちり教える。最後は詰め将棋だが、最近は出題をせがまれるのである?

 帰りの電車は混んでいた。

枯れそうな花だが、赤の色彩は華がある。

 夜はK君とご両親が来られて歓談する。

 この日も金太郎が宿泊の山口4級の頭に乗った。