土曜日の日記

☆土曜特訓コース 1月7日

 金太郎は朝ケージから出すと、戻すのは一苦労であるが(電気を消しても明るい)最近は説得工作で、決して強引に入れないように心がけている。納得するまで遊びに付き合うと、さすがに妥協するようである。「きんちゃん、いい子ならまた遊ぼうな」金太郎はじっと私の顔を見ながら、意味を分かろうとするのだった‥

 さっそく掃除機をかじる‥以前の掃除機は金太郎に壊されたのと同じようなものなので、要注意なのである。

 攻めは銀交換をしたいし、守りは銀交換をさける。

 仕掛けのミスか、受け損ないか‥将棋は攻防の推理力が必要だ。

 「あーあ」と言うと「アーア」と返事される。最近の金太郎は、私や妻が言う言葉を先に、前もってしゃべるのだ‥「コラッ」と言いながらノートを落とす‥

 土曜日は受験者研究会と奨励会の例会日でもあった。

 この日は3回目の土曜特訓がなかったので、受験者特訓に切り替える。どちらにしても将棋漬けである。

 奨励会の結果報告が入る。成績のいい子がいた反面、正月早々暗くなってしまいそうな成績の弟子もいるのだ‥最近は手を貸していいのか迷うよりも、叱咤激励の心境である。

 夜は奨励会大会のあいさつに来られた橋詰1級とお父さんと、妻の4人でロイ〇ルホストに食事に行った。5年半の奨励会生活の前もそうだったので、長い縁である。ふたりを取り上げたNHKの番組あたりから深くかかわるようになったので、感慨深い。

 今はふたりとも(別の)大学に通っているが、車いすでの生活なのにほとんどひとりで行動している。数年前の心もとなかった?ことを思えば、今は信頼できる若者に成長しているのを感じてほっとしている。そしてこれからも長い付き合いである‥

 弟子もいろいろだが、最近考えるのは「師匠の存在は弟子本人の鏡のよう」に思う‥だからどう映っているかは弟子次第なのである‥つくづくそう思う。ひしひしとそう思う‥

日曜日の日記 1月8日

☆伊丹日曜コース、受験者特訓

  日曜日は午前中「伊丹日曜コース」だった。伊丹コースは今年初めての教室だが、みんな元気いっぱいである(元気すぎる?)

 

 帰宅してから午後は受験者特訓だった。研修会の日でもあるのでこちらは少ない。どうも将棋は理詰めの面が大きくて、そして感覚の差も大きくて、①どの戦法が自分にあっているか(好きな戦法とは違う)②自分の持っている「大局観」の針は正常か?③自分の特徴は何か、などのテーマが大きな課題である。

  夕方に明日の将棋大会の準備に行く。阪上二段と、T君とIさんが手伝いだ。

 

 研修会の結果報告があった。こちらもマチマチである。

 今日が泊まりのY君の将棋を検討する‥その後で大会の最後の準備をする。大会の前日は忘れ物がないようにチェックするのだが、それでもポカは多いのだ。

 金太郎が眼鏡を外す‥しかも振り落とすのだがすばやくて負ける?