週明けは金太郎もわかっているようで(仕事が終わって)少しのんびりしている。

 うかうかしていると、眼鏡をすぐに外されて落とされる。またあ外した眼鏡をかじってこねくりまわすのだ。

 頭の上に飛んできて眼鏡をねらう。私の頭の上は金太郎の定位置のひとつだ。

 こうやって手の上に乗せるのは、いざというときに役に立つ。だからこういうときは安心させる。

 昨日は「有段者研究会」だった。7名参加である。この研究会は初めは対戦で、そのあとで棋譜調べをする。朝から夜までみっちりやる。増田六段も参加で引っ張って行ってくれている。私はときどき観戦するが、いろいろ考えさせられる・・

 金太郎は昼間は庭に面してケージを置く。スズメがやってきて餌を食べている。金太郎のそぶりで来ているのはわかる‥スズメを友達にしたい金太郎はあれこれアピールするが、見ていても無理とわかるのだ‥

  昼前からイオン昆陽に行く。昼も久しぶりの外食だ。パン食べ放題の洋食の店に入った。私はバイキングや食べ放題はどちらかいうと苦手である。面倒くさいのだ。目の前にあった方が気楽である。

 いろいろ見て回って、ダイソーで買い物が多いのだが、私はグッタリしてソファーで居眠りする。ぐっすり寝ていたが、家族連れの大声で目が覚めてしまう。今はほとんど必要なものもないのと、もともと買い物は苦手である。

 弟子の夕食代わりの?パンを買って帰宅する。パンの食べ放題の後だったので、気乗りがしないので困った?

 研究会の部屋を閉めて、金太郎を出す。妻もいなかったので、金太郎は飛び回って遊びまわってのびのびしていた。妻がいると歌をねだるくせに、飛んで行って噛むことがあるのだ。私にはしないが、本当は噛みたいのである‥遊び半分もあるが、やはり力の誇示?もあるようだ。

 何かあると電気を消して、すべては意のままにならない?ことを教えないといけないのだ?

  金太郎のいいところは、短気で直情的だが?反省するところと、恨みを持たないこと、そして常に幼さを秘めているところだろうか。わがまま言って叱って睨みつけられているときも(私が睨みつけられている)「きんちゃん、いいこやなあ、いいこやろ」というと、しばらくして「ポン」と歌をねだってくる。

 ケージの中からも反撃してやろうのそぶりをみせていても「きんちゃん、あかん、いいこやろう」となだめると収まるのだった。

 金太郎は最近はその辺にあるものすべてに興味を持って、かじろうとする。実際にかじっていく。そして落とす。

 ごじゃごじゃしたテーブルの上のものを片っ端から噛んでいく。困るのはパソコン電話機や湯飲みの類である。紙切れに夢中になってくれるとほっとする・・

何に目をつけているのか‥

遊びに飽きると、標的は私のメガネである。

 紙袋の紐に興味を示して噛んでいる。執念深いので破ってしまう‥

こんどはチラシである。

 有段者研究会は22時前に終わった。弟子にはこうやって将棋漬けの一日をいっぱい過ごしてほしいものだ。毎日でもよい‥長く耐えて、日々つないでいく‥そういうなかでしか生まれないものを大切にしてほしいものだ‥