金太郎は将棋教室がないときはうれしそうである?月曜日はオフが多いので、何となく金太郎の相手をする時間が多いせいだろう。
眼鏡の意味がわかっていなくて?遊び道具にしたがる。
昨日は(4月16日月曜)京都に出かける。京都国立博物館で開催される「特別展覧会、王朝文化の華 陽明文庫名宝展 近衛家の1千年」の一般公開に先立つ開会式、特別内覧会に招かれたので出席するためだった。
陽明文庫のNさんが、毎回、森一門祝賀会に参加されているご縁である。
阪急河原町四条で降りて、少し早かったので界隈を散策することにした。
めまぐるしい世の中で、古い樹が切られないで保存されているのがうれしい‥
この路地に名物喫茶「クンパルシータ」があった。珈琲を注文してから1時間から2時間かかる・・その雰囲気が独特の味で人気があったのだ。とっても気品のあるおばあさんがひとりでされていた。
高瀬川ぞいの桜並木、京都らしい風情だ
親樹から直接咲いている桜、孫のようなものだろうか?
鴨川ぞいの桜の風景もそろそろ終わりだ・・
京都は電車も混んでいて、観光客も多かった。
出雲の阿国の像と柔らかな柳
京阪祇園四条駅から「権兵衛」に食事に行くとき、先日の悲惨でいたたまれない祇園の事故現場を通った‥献花されてあった。通るときに手を合わせ涙ぐんでいる人もいた・・
花束に 手を合わせる・・
「権兵衛」には写真家の西川先生に何度か連れてきてもらったことがある。京都らしい老舗で人気がある。12時開店だったので少し待つ。
左のポスターはすごい写真である・・思わず考えてしまう。
これも京都らしい風情だ。
いつものように、親子丼を注文した。
京阪電車で七条に向かう。そこを降りて5分くらいだが、14時からなので近くの「三十三間堂」に入ることにした。
この辺りは外人の姿も多かった。
家並みと歩く人の姿が面白かった。
三十三間堂に着いた。
妻は初めてだったらしい。私は中学のときの修学旅行で、京都の初めての観光地が三十三間堂だった。当時は物珍しさもあったが、ほとんど駆け足だった記憶がある。
それから何度か来ているが、冬にひとりで来たことが多かった。
京都国立博物館に入る。
以前に来たことがあるが、何のイベントだったのか覚えていない。
開会式と特別内覧会に出席の人が庭に集まっていた。
考える人、そばにお茶席もあった。
いろんな人にせわしなく応対されているので頃合いを見計らって、陽明文庫のNさんに招かれたお礼の挨拶をする。
以前に陽明文庫に誘われて、義母と妻と三人で行ったことがある。「今年はお祝いの会はないのですか?」「弟子が活躍不足でして・・」「残念ですね、がんばってくださいよ」励まされた。
14時になりセレモニーが始まった。挨拶が終わってからテープカットになった。
それから会場内に案内されて見学する。
陽明文庫が所蔵する国宝8件、重要文化財60件のすべてが一挙に公開されているそうだ。伝え聞いたことがある歴史の秘蔵品がそろっていて圧巻だった。途中で足が痛くなりゆっくり見られなかったが、また来たい。
4月17日から5月27日まで開催(月曜休館)
帰りは京都駅までバスに乗って、JRで大阪まで戻り、阪急電車で帰った。
金太郎がうれしそうだった。「オハヨウ、キンチャンイイコイイコ」とアピールする。
夜は仕事にとりかかったが、少しバテ気味だったので早めに休むことにした。
いい一日だった。いい体験をさせてもらった。
帰りの電車も混んでいた。少し雨模様になってきた・・