金太郎はときどきこうやって私をじっと見つめる‥何か言いたそうである。

どんな場合でも掴まないで手に乗せる‥それがいいようだ。但し機嫌が悪いとガブリと噛まれる。

 日曜日の午前中は子ども日曜コースAである。ここ最近は有段者が少なくて、級位者が中心になってきているので鍛えがいがある?できれば特訓コースをふやしたいくらいだが・・

   負けてよし 指して覚える 将棋かな

継続は力なり・・将棋も山あり谷ありで、強くなったり弱くなったり?しながら積み重ねていくゲームのような気がする。大きな単位で取り組んでほしいなあと思う。将棋を通じて何かを得てほしいと思う。そうでないと困る?

 ここから「攻めの駒組み」を築くまでの手順が難しい。将棋は「攻めと守りの駒組みを築く」のがスタートだ。

攻めの駒組みらしきものはできている・・守りの駒組みは不十分だ。

 「攻めるときはある部分を集中的に」がよい。ここから9七香成、同桂、9六歩、9八歩、9七歩成、同歩、9五桂で困った。

 「攻めが一段落したら、自陣の駒を使って指すのがよい」持ち駒を温存することだ‥

「飛角は小駒と協力して威力を発揮する」ものだ。大駒だけだと不器用だ!

「六枚落ちは竜を作ってから、小駒の成り駒が攻めの主役だ」

午後からは「日曜コースB」だった。出席が少なかったので、ほぼ特訓状態である。将棋を指しながらあれこれ考えている自分に気づく・・

 ゴタゴタしながらも、子ども達の指し手を決める「読みの柱」は何かなあと考える。勝ちたい気持ちと別に、負けたくない心理もあるはずだ。私の願望は、将棋を指しながら勝ち負け以外に、頭の中の盤面で楽しめるようになってほしいレベルまで伸ばしたいことだが、なかなか大変だ‥

 子ども教室が終わってから、「秋華賞」を見る。買い足しも含めて(2番を入れて)予想は外れたが、オッズを見て買うのでついつい避けてしまう馬券もある・・そういう流れの馬券だった。

 しかし返し馬の落馬でも、ジェンティルドンナの手綱を離さなかった岩田騎手「あそこで手綱を離したら歴史がとんでもないことになる‥と思って死んでも離せなかった」はすごい。

 ヴィルシーナはまたも2着で無念の涙を呑む・・これも勝負運だが、この先きっといいことがあるのだと思う。

 

WIN5はやはり新潟11Rでつまづいた・・穴はこれと思って工夫したがだめだった。

  夕方は研修会の結果報告で、O君が4連勝で昇級した。よかった。Y君も奮起してほしいものだ。今はどこを見ても将棋のレベルも上がってきており、勝負の壁も厚くなっている・・うかうかしていると弾き飛ばされてしまうが、執念深く取り組んでいくしかない・・ようだ。

 金太郎の布遊び

 週末が終わると、ゆっくり相手できる。

 この椅子に座ると落ち着くようだ。

 毛づくろいを始めた‥