☆宝塚聖天、ミモザ、小林佐兵衛 3,28

 股旅姿の金太郎、渡世人だ。

 買い物をした後で、昼前に宝塚聖天に行く。ミモザが真っ盛りのはずである?坂道を上るコースなのでやや緊張する。

 桜の開花ももうすぐだ。長い冬に短い春かなあ。

 小林佐兵衛翁の木像。大阪方面を指さしているそうだ。司馬遼太郎の小説「俄」のモデルの人物だが、おおいなる魅力がある。幕末の侠客で、自分がまかせられたところでは、幕府側も倒幕側も逃げ惑う双方の命を助けたといわれる。

 この写真を撮るとき、頭をガツンと打った。それから裏に回ったとき、足をゴツンと打撲で痛かった‥佐兵衛翁が叱ったのだろうかなあ‥「足元がフラフラ、頭は仕事のやり過ぎ、佐兵衛翁のお叱りだよ」妻に言われる。

 小林佐兵衛翁の木像が安置されている。しっかり頭を下げる。

 椿の花も真っ盛りだ。

 ゼロ戦墓地を上り、遠望できる場所にある鐘を突いた。その途中にあるお地蔵様。人の痛みを和らげる‥

 ゼロ戦のレプリカで等身大らしい。慰霊塔とともに、下にある部屋に特攻隊に関する資料がおさめられている。

 自然に咲くミモザが満開に近い。

 ゼロ戦とミモザの風景を撮った。

 ミモザは枯れだすときれいではないが、目に黄色が沁みる。

 黄色沁みる 黙して眺める  ミモザかな

 桜の花も咲き始めてきた。

 いい時間を過ごせてよかった。さあ仕事だ。