☆天王寺~一心寺~通天閣~福島 12月22日月曜日

 ヨハンをケージに入れて誘い込んだが、慎重でなかなか入らない。

 清荒神駅に向かう。まだきれいな紅葉が残っていた。

 阪急梅田駅場「有馬記念」のポスター一色だ。

 天王寺駅そばのレトロな商店街に行く。

 小さな旅館がある。

 タイムトンネルに入るような風景が現れる。昔の人の声がする。

 現代はきらびやかながら素っ気なく味気ない‥と私は感じることが多い。

 人のいない風景に人が見えて、人のいる風景に人がいない‥

 まるでドラマのロケのようだ?

 ここで初めて写真を撮ってもらう。妻がほぼ毎日母に送るハガキ用だ。

 駄菓子屋さんで「岩おこし」と「奉天」を買ってから、店の写真を撮らせてもらった。

 すでに積み重ねたドラマがある。

 商店街を出て、一心寺に向かう。これは動物園の壁にある絵柄だ。

 ヒッチコックの「鳥」を思わせる

 私は決してハンターでなくて、弱くておいしくない獲物だろうなあ。

 一心寺に着いた。旅の仙人」水津英夫さんが2006年に亡くなってから8年経つ・・納骨の日のことや、水津さんとの思い出は懐かしい。

 水津さんと話していると、世界は狭くて、人は広くて、生きることはエネルギーなのだと、元気になるオーラを持たれていた。

ともすると自分がしおれてしまいそうな世の中だが、どういう状況でもチャレンジ精神で生きていくのだ‥そういう人生の深さを感じるのが水津さんだった。

 裏方三昧、ど根性だ!

 線香の 煙を浴びて 人に会う

 水津さんは第12期のお骨仏のようだ。一心寺は一年中にぎやかでお参りが絶えないのがいいなあと思う。

 

 ふと目をやると、インドボダイジュの下で日向ぼっこしている猫がいた。

 冬の色

 これは名言だ‥

 一心寺を出てから新世界に向かう。

 新世界界隈の映画館は、関西本部が阿倍野にあった21歳頃に(塾生)土曜日のオールナイトで朝帰りした。私は優等生だったので?宿直の先生に頼んで外出をさせてもらっていた。当時の唯一の癒しの時間だろうか。

 当時も3本立てで、私は時代劇が特に好きだった。

 よく似合うかな?

 時間があれば是非入りたい大衆演劇

 せっかくなので、串カツを食べに入る。通天閣のそばの店に入った。

 昼間のビールは格別おいしい。

 セルフで撮った。こういう時間が持てるのがうれしい。

 この界隈は特に大阪の風景でもある。

 関西将棋会館の販売課に立ち寄って、「逃れ将棋1」と「逃れ将棋2」にサインをする。書いてすぐに2冊買ってくれた人がいてうれしかった。ありがとうございます。

 「逃れ将棋3」はようやく創作に取りかかり、ほぼ毎日、日課のように作っている。春に発売予定です。