☆日曜伊丹コース 級位者研究会 2月1日

 最近はこうやって時間を過ごすことが増えた金太郎

 この日は「伊丹日曜コース」だった。これは六枚落ちでやや攻めあぐみの形だ。

 二枚落ちの銀多伝は優秀だが、過信は禁物だ。

 ここから5七角成の強襲だがやや無理筋、でも終盤は難解だった。

 ここからきちんと寄せ切れると六枚落ちも卒業が近い。

 4九竜までの局面で、ここから5五角、8七銀成、7九香と進んだ。8七銀成では5七歩、同金、4八とで寄り筋だ。

 二枚落ちでこのパターンは多いが、厳密には下手の攻撃の布陣は不十分だ。

 午後からは「級位者研究会」で四名参加だった。二局ずつ総当たりで19時半くらいに終わった。

 いかにも冬の夕暮れ前の風景だ。今回の奨励会の成績はまずまずだが、いつもこの次が問題だ‥好成績で喜ぶのでなくて、昇級して喜ぶのが大切だ。途中の成績がいいのはあくまで途中経過である。

 心構えの問題だが、勝ちクセはなかなか身につかないが、負けクセはすぐににじり寄ってくるものだ‥