☆土曜特訓コース 3月21日

 

また駒を咥えてる。

 土曜日は「土曜特訓コース」だった。平手戦一局で次は駒落ちになる。普段の将棋教室よりもどちらか言うと厳しく指すが、その子の特徴をつかむのが仕事かなあ?

 下手の心理と指す手を先に読むのがクセになった。駒落ちは「下手の攻めvs上手の全部の駒の受け」と思ってしまうと、下手負けのパターンが多い。「下手の全部の駒vs上手の全部の駒」と思った方がいいと思う。

 下手は端の攻め駒で戦うパターンだが、全体で戦う方向に持って行くと、形勢が変わってくる。

 

 少し前に打った3九銀では4九銀が正解だった。

 午後からも土曜特訓コースだった。どうすれば上達するのか‥というよりもどうすれば、現状を打開できるのか、常にそれがテーマかもしれない。

 自分では気づいていなかったが?弟子の成績が悪いと、知らない間に気持ちが落ち込む傾向にある・・特に奨励会や研修会の弟子の成績は意外に無意識に影響を受けているかもしれない。あまり考えないようにするには、仕事に没頭するよりないか・・

 私は心配性で懲り性で、遊び好きで意外に真面目なのが素顔かなあ。ややこしいが、甘くなく辛くなく、やさしくなく冷たくないのである。