☆有段研、お祝いの一日 4,10金曜日

 わりとおとなしいときの目つき

 この日は有段者研究会だった。夕食用にパンを買いに来て、ついでに昼食にした。有段者研究会は朝から夜遅くまでやるのだが、奨励会の結果がでないと、これでいいのかなと疑心暗鬼になることもある・・強くなるために、勝つために、エネルギーを注ぐしかないのだが、強くなってほしい、勝ってほしい気持ちでいっぱいである‥

 今はめまぐるしくて、将棋界もいろんなジャンルが広がっているみたいだが、私は古くて石頭なので、やはり「弟子の大きな勝負」を見たいのが一番だ。棋士はいろんな要素も必要だろうが、私個人は弟子のそれ以外のことには関心が薄い‥

 この日は関西将棋会館に行く。棋士会があって久しぶりの参加である。それが終わって「東和男八段昇段、脇謙二八段600勝」のお祝いがあった。まずは淡路九段の挨拶から始まった。

 東八段、脇八段とは40年来の付き合いである。もっぱら麻雀だが、何かあると共に行動することも多い。東八段とは奨励会の同期だが、奨励会幹事、将棋連盟理事を一緒にやってきた・・阿吽の呼吸があって親しい仲である。幹事の時は、意外だが東八段が叱り役で私がなだめ役だった(反対に思われることが多い?)

 脇八段は東八段とは同門で(高島一門)その縁でいつしか同席の場が多くて、なぜか引っ越しの手伝いをしたこともある?頭を何度もポカリとやって自分を叱咤激励する仕草は何度も見た?

 久保九段のお祝いのスピーチ、やはり貫録がある。

 それぞれのお祝いの言葉に、福崎九段の味わい深いコメントが楽しかった。お祝いの席の達人だなあ?

 全員のひとことスピーチはなかなか面白かった。世代の差もあるので、それぞれの関わり方が違うのである。

 最後に脇八段と東八段のお礼の挨拶。

 席を移動して写真を撮ってもらう。長沼七段と一緒だ。

 今日の主賓と一緒に記念撮影である。おめでとう!!! 

 この後は二次会で東八段、脇八段、杉本七段と一緒に雀荘に向かう。

 三次会はカラオケの様だったが、私は遠慮させてもらい、息子の住んでいる天神橋筋六丁目に向かった。