☆日曜特訓コース 2月21日

 金太郎は餌やおもちゃを入れてあるところに行くと、勝手にピーナツを出そうとする?金太郎用の爪切りはきらいで下に落として捨てる。場所をよく見ているので怖い‥

 新聞を見ているとそこに来て邪魔をする?

 静かにしているときもある。

 この椅子もかじった跡がある。

 この日は日曜特訓コースだった。まず平手から‥

 四枚落ちの力戦形である。上手は苦しいが戦いが始まるとほっとする。これが上手の心理である。

 特訓は10:00からと13:00からのみで、15:30からいなかったので出かけた。こういうときは授業がなくて少し得をしたような?気分である。

 この日は奨励会の例会でもあった。結果報告の内容が冴えなくて‥参った。

 最近はみんなプロ意識をもつ試練の場が少なくて心配である。私も心身の中で将棋スタミナ?がなくなっている‥また最近の将棋技術の見えにくい進化もあって、お手上げである。でもそういうときだからこそ日頃の自己鍛錬が大きい気がする。

 今はどのジャンルの世界でもレベルアップが著しくて、高度な精神性と合理性が必然になっている気がする。感覚的なものではごまかせない?時代になっているのだろうなあ‥

 しかすぐに花を咲かすのでなくて、根をじっくり伸ばす滋養の時間が必要だ‥徒労に近い時間の積み重ねが大切だが、たいていは失敗のできない要素が条件みたいなので、何とも言えないものがある。

 今の子ども達はある意味で負けられない戦いを強いられるので?きついなあと思う‥

 私はほとんどのことを負けることが前提で向き合っている気もする‥これは時代に好かれないだろうなあ‥ときどきため息をついてじっと手を見る‥