糸谷新五段

 

　

　今年の１月１７日、震災の日。清荒神駅裏の船越君のアパートの跡地です。弟子が昇級したり昇段したりお祝い事があるつどに、思い出します。弟子にも忘れてほしくないし、日々の精進と、きちんとした結果を出す活躍を期待しています。それだけですね・・師匠の願いは・・

　 明日が祝賀会で今日が最後の準備だが、チェックしながらあれもこれも忘れているのであわてる。「もっと前に準備していないからよ」と妻に言われるが、お互いに忘れ物が多くて危ないのだ。

今年の記念品は扇子と、この御祝いせんべいです。参道のお店に依頼しました。

　突如電話がなって、糸谷君からだった。どうやら昨日の竜王戦５組の村山五段に勝ち、２期連続昇級の規定により、五段昇段となったようだった。寝耳に水とはこのことで、祝賀会の一日前の昇段というのが、いかにも糸谷君らしい。急に家の中がソワソワしてくる。あわててホテルに電話して花束を増やしたり、その他諸々、でも四段と書いてあるままのはしょうがない。

ルンルンプレゼントのひとつ、山崎七段のアルバムです。編集、森信雄、きっちり書いておかないと。

　湯気が立ち上るような弟子の昇段は、初めてである。糸谷五段はこの運、女神に微笑んでもらう「徳」を大事にしてほしい。作っても起こりえないような、一夜の昇段劇のドラマである。おめでとう！糸谷新五段。

　

今日届いた私の新刊です、オール一手詰め。簡単な一手ですから、活用法が大事ですね。

　①考えて解くのでなくて、素早く見てわかるようになるまで鍛錬する本です。

　②入門の子どもや大人に最適です。身近な人にプレゼントしてあげてください。

　③将棋に自信がなくなったら、この本の詰め将棋を解いて下さい。