今日は帰省した。8:15分に出発して、11:30頃に家に着く。近所の犬のチビを引き取ることになって、連れて帰るためだった。その状況は「写真あれこれ」に書いた。 二日前には想像もつかない進展だったが、何かがあるときはこういうものだ。

 チビはもともと帰省したときに、数軒隣の家で飼われていた犬で、ほとんど吠えることはなくて、おとなしく賢いのだが、何故か私は吠えられてしまうのだった。先月帰省したときに、チビがあまりに汚れていて変だなあと思ったら、飼い主のおじさんが病気で倒れて入院中とのことだった。近所の人が面倒を見ていたのだが、なにぶん大きな犬なのと、高齢の人が多いので飼う訳にもいかなくて、結局保健所に連れていくことになったそうだ。入院中の飼い主のYさんはチビが保健所に行くことになったと聞いて、絶句して泣いたそうである。

 母から電話で連絡を受けて、その場で「宝塚に引き取るから、早く保健所に連絡して」と瞬時に言ってしまう。

 そういう事情で、昨晩から今朝にかけて急ぐ仕事をこなして、何とか時間を作って帰省することにしたのだ。

 こういうことは理屈でなくて、何と言えばいいのか「運命はある日突然やってくる」のである。かくしてチビが我が家の新しい家族としてデビューすることになった。