今日は11時に安用寺五段が来訪した。B級2組に昇級の挨拶と、5月5日の祝賀会の打ち合わせだった。昼食は宝塚の中華料理、龍坊(ロンファン)にした。今は弟子のことで頭の痛いことのほうが多いのだが、つかの間のくつろぎだろうか・・

 食事が終わって記念撮影で、店の人に撮ってもらう。手ぶれしていたのがわかったので三枚頼んだが、やはりぼんやりした写真?となった。

ルンルンとのショットである。笑顔がいい、私にはないジャンルである。

 昼食の後はHIROに行き、話が弾み三軒目にロイヤルホストに行く。今度はホットケーキで、妻と私は信じられないものを注文した・・?詳しくはルンルンピアノをみて下さい。

 私は最近特に文章が面倒で、写真で日記を書いているようなものだ。いろんなことを考えているつもりなのだが、ぐうたらが出始めた?すこしづつテンポがすれてきて、ズボラになっているのだろう。

 今日は安用寺五段といろいろと話ができてよかった。根が真面目なのだ。奨励会の頃は、正直言って呆れ果てたこともあったが?厳しい状況の中でいろいろとくつがえしていったのが根性である。そういう体験を生かしてさりげなく淡々と自分の仕事をこなしてくれているのがうれしい。

 私は(まれに爆発することはあっても)もともと弟子といえども叱ったり説教したり、訓話は苦手である。妥協の塊で平和主義者なので向いていないのだ。だから甘くなってしまう。でも、それでも別段構わないと思っている。ただ自分の生きていくスタンスは変えたくない。文句は言わないが、心の中ではにらみつけている・・(それでは弟子には伝わらないし、ちっとも恐くないがそれでいいのである。百年かかっても自分で気づいてほしいのだ・・)

 ヨタヨタしながら自分の師匠としての仕事に向き合っている気もする。どうすればいいのか、これでいいのか、常に葛藤がつきまとっている。もっとデンと構えてればいいのだが・・冴えない師匠なのである。

 弟子に望むことはただひとつ、日々ひたすら真摯に将棋に向き合ってほしい・・それだけである。