昨日(6月28日日曜日)は午前中、伊丹将棋センターに行く。伊丹子ども日曜コースだった。自宅教室と違って椅子席での対局である。私は車で通うのだが、免許を取っておいてよかった?(6年前)

 ☆伊丹日曜コース 7月は12日と28日です。

 伊丹日曜コース、初めに毎回①駒をきちんと並べる②姿勢を正す③2時間将棋に集中する、その話をする。馬の耳に念仏でなくて、子どもの耳に将棋であってほしい。

 今日は一門研究会の日でもあった。14名出席でやや少なかったが、こちらはさすがに集中度が違う。前回は上田4級が優勝の波乱?だったが、今回は優勝が澤田四段、二位大石四段、三位荒木初段と落ち着いたようだ。いろいろと波があるものなのだ・・決して自分の位置づけを決め付けないことが大事だろう。実力と段級や地位は異なる。勢いがあるかどうかである。勢いを持つには気持ちにスキを出さないことだ。

 奨励会は長丁場でもあり、常に一発勝負の両方の要素がある。だから気持ちの維持、体調の維持が大切である。どんな事情があれど、プロは自分の最低レベルが実力とみる。冴えないところや横着さをいくら隠しても、必ず自分に跳ね返ってくるものなのだ。ごまかしが効かない・・

 午後からはHさん夫妻と一緒に阪神競馬場に行く。今日は「GⅠ宝塚記念」がある。いつもよりも凄い人で、熱気ムンムンである。

 8R、9Rと勝ったが負け。10Rのパドックを観にいくが、そばだと見えそうにないので3Fに上る。G1開催の人気は凄い・・

優勝した9番ドリームジャーニー、小柄な馬だがいかにも根性のある表情だ。

 二着8番サクラメガワンダー、やるき満々のパドックでの仕草だった

ウオッカの不出場で、人気No1の11番ディープスカイ。単勝1,6倍の本命を背負っての抜群の信頼だったが、3着に敗れた。パドックでは落ち着いていたが・・人気を背負って勝つのは大変な重圧がありそうだ。

 しかし、残念だった・・馬券を勝っていたからでなくて、勝ってほしかった。

11番ディープスカイの前は10番スクリーンヒーローで、途中から意表の逃げに出たが、及ばなかった。私はこの馬を応援していた。人気を落とした馬が復活する姿を見たいのは人間社会と同じだ。次に期待したい。

返し馬(パドックからスタートの場所まで走る)の9番ドリームジャーニー

 いよいよGⅠ宝塚記念、スタートした

 

 一階の外も超満員で足の踏み場もない・・

 第4コーナーを曲がって最後の直線

 ゴール前だが11番ディープスカイ伸びず無念の3着、9番ドリームジャーニー快勝となった。2着もサクワメガワンダーが押し切る。4着にカンパニーが善戦した。競馬の展開も一瞬の運不運がある。勝負は微妙だが結果は大きい。

 終わって興奮さめやらぬままに帰る。帰るのはほとんど負けた人なのだろうなあ?

 今日も真夏日だった。

 喫茶店で休んでから帰宅する。

 一門研究会の後半の十秒将棋トーナメントの最中だった。

 女流育成会の室谷由紀(C2)から電話があって、今日の研修会でC1に昇級した。「2勝2敗で最後に勝てました」危なかったようだが、崩れないで踏ん張れたのが大きい。女流育成会の制度で、正式には10月1日付けらしいのだが、おめでとう!

 今の気持ちを忘れないで、まだまだ精進してほしい。むしろこれからが勝負でもある。