金太郎はすぐに私の頭に乗るのだが、少ない髪の毛をいたずらでかじる。安定感が悪いのだが、何故か落ち着くようだ。ときどきパシャと〇〇〇をこぼされるのだが、慣れとは怖ろしいもので平気になっている・・

 むしろ怖いのは耳をかじられることだ・・かじられて体でいちばん痛いのは足の先である。これだけは我慢できない。

 この小首を傾ける仕草は、人間と同じで「何だろう?」

 何かを見ているのだが・・金太郎は常に新らしいいたずらを見つけようとする。

 自分で振り落としたものを仮想敵にして「イイコイイコ、オイデオイデ、ギャオー」と遊ぶ。

 しおらしい金太郎。叱ったあとでこういう表情でやってくる。反省というよりも「まあいいじゃないの、大目に見てよ・・」だろうか。

 最近は寝ていることが多いトビオ、しかし必ずいちばんいい場所取りをするのだ。エアコンの下、ガス暖房の前、日当たりのいい場所、座布団の上などで、何だか猫のようである。

 ときどき金太郎に尻尾をかじられたり、背中に乗られたりするのだが、目が見えにくくなってあまりわかっていない。トビオのよさは食に貪欲だが、競争心は全くないことだ。クロに餌を取られても怒らない。おおらかな貪欲さがトビオの特徴である。

 昨日は(3月18日木曜)大阪府箕面市にある「東生涯学習センター」で「プロ棋士が教える、三世代交流 将棋教室」のイベントに行った。宝塚から車で30分くらいで着いたので、小雨の中だったが少し散策する。

 喫茶店に入ったら、インドレストランだった。

 歩いて「東生涯学習センター」に戻る。このあたりは小高い丘の住宅地で、向かいもびっしり宅地が広がっている。勝尾寺が近いのだが、それで以前にも車で走ったことがあるのだ。公園の前に珍しく公衆電話ボックスがあった。

 会場の東生涯学習センター 15:00~17:00

 

 三世代交流将棋教室、実は挨拶でなくて閉会のシーンだ。イベントの写真はスタッフのHさんに撮ってもらった。

 入門コースは大盤解説から始まる。

入門コース担当は川崎三段、子どもやお母さんへの対応は大ベテランの域である?エネルギッシュなのがいい。

 上達コースは初めに指導対局からだった。隣は千田翔太新三段である。箕面市在住で、川崎将棋教室で育った。「千田君は背も伸びて、将棋も強くなって勝つのは体重だけになりました。」川崎三段の弁である。

 糸谷五段が近所に住んでいるそうだ。それも縁である。今日は勝尾寺に行って来たというお母さんも挨拶で来られていた。勝尾寺は名前の通りで、私も弟子の願掛けに行く。気合を込めて行くのだ!

 指導の助手に将棋コーチのふたりも指導対局に協力なので、まさに強力スタッフだ。

指導はみんなぞれぞれ味があり、観ていても面白い。参考になる。

 指導の後は「大盤による上達講座」である。元気のいい溌剌な将棋を並べて、たまに次の一手として出題した。自分が面白い将棋を選ぶのがコツだろうか。将棋の上達はメンタルな部分も大きい。強くなりたい気持ちがかすかに実を結び、地道な努力の積み重ねがジワリと大きく実を結ぶ・・・

 会場風景その1

会場風景その2

 イベントが終わって、川﨑三段、千田三段と一緒に食事に行く。18時からはこの会場で毎月二回木曜に開かれている「なかよし将棋クラブ」の例会があり、そこで指導対局をすることになっていた。

 なかよし将棋クラブというネーミングが素朴で好感がもてる。

 20時に私は先に帰る。小雨も止んできた。一日将棋漬けだったが、楽しい時間を過ごせてよかった。

 スタッフのみなさん、お世話になりました。