今日は(3月22日祝月)第11回子ども将棋団体戦があって、大阪に出向く。仕事ではないのだが、教室の子ども達が5チーム(三人一組)でるので、出席の確認と激励の意味もあった。

 連休とあって大阪駅は混んでいた。

 環状線で鶴橋から近鉄に乗り換えて上本町で下車する。少し遠回りなのだが、今日は妻も一緒なので地下鉄はなるべく使わないのだ。ホームにポツリと鳩がいた。

 近鉄百貨店からスグのところの大阪府教育会館の8F(3Fも)が将棋大会の会場だった。10:00開始で山崎七段の挨拶があった。各地から参加があって人気のあるイベントである。

 会場は顔見知りの人が多くて、いろんな人と挨拶をかわす。これは記念撮影だ。兄弟のようかなあ?

 

 Sクラス、森信雄七段教室Aチーム。表情が硬い。

 Sクラス 森信雄七段教室Bチーム。落ち着いているぞ。

Aクラス、森信雄七段教室Cチーム。チームは棋力と年齢が似通っているメンバーで組んだ。不安そうな雰囲気?緊張感がいい面にでるのが理想だ。

 

 Aクラス 森信雄七段教室Dチーム。リラックスしすぎ?

 Aクラス 森信雄七段教室Eチーム。踏ん張らないと大変だ・・

 

 初戦が始まってから会場を出た。大会は勝ち負けもあるが真剣な勝負を味わうのがいい、特に団体戦はチームワークなど別な意味のよさもある。どんどん参加して欲しいものだ。

 上本町六丁目から桃谷、寺田町方面を散策する。今日は息子の新住居を訪ねる予定でもあった。しかし祝日だが仕事らしくて、妻が連絡すると「今朝留守電にに入れておいた」の返事だったようだ。

 昔、奈良に住んでいたころは、関西本部が阿倍野にあったので天王寺から上六まで歩いたこともあった。モノクロ写真を撮り始めたころに散策したこともあった。

 道に迷って街角で座っている人に尋ねた。「寺田町?桃谷なら近いよ」

 夕陽丘学園の前を通る。

 創立100周年と書いてあった。

 ようやく桃谷の駅に着いた。

人が多い。商店街でいっぱい人がいると、うれしくなる。今日の写真は人がいっぱい写っている。人のいる風景になった。

 後でこの路地のお好み焼きに入る。天狗という店だった。

 「歩」の看板だが将棋クラブではなさそうだった。

 商店街がずっと先まで続いている。よこに路地がある。

 創業70年の店「天狗」、ホンモノの味と思った。地道で客に媚びない味・・今その精神が大切なものかもしれない。

 昼食を終えて、桃谷から寺田町方面に向かう。古い下町の風景が続く。

 幼稚園と思えない建築物、教会のようだった。

 レトロな建築をみて共鳴するのは、人の住んだ歴史の跡に感銘を覚えるのと、過ぎ去った時代を懐かしむ気持ちだろうか。今が何事もきつい時代で、方向性を見失いがちのせいだろうか・・

 古い工場があって、長屋のような住宅があってお風呂屋さんがあった。昭和の時代そのものだろうか。「この辺で毎月1箇所、住居を変えてあちこちに住んでみたいなあ」妻の感想である。

 古い雑貨屋さんがあった。いつごろからだろうか、近所の小さな店に行かなくなって、大型店舗の店に車で行くようになって、生活サイクルが変わったのかもしれない。何かを得ると何かが崩れるのが世の習わしだろうか。

 

 猫がぼんやり佇んでいた。

 この界隈の大阪の下町散策は魅力がある。また来ようと思った。

 寺田町の駅前にやってきた。何かほっとする。

 息子の引っ越したマンションがわかった。何とか暮らしているのだろう。元気でいればいい・・それが何よりだ。

 古い喫茶店に入る。こういった店の特徴で、高校野球の中継があって、常連がたむろしていて、ペットの犬が座っている?

 足が棒のようになってクタクタなので、早めに帰宅することにした。

 風邪が治ってようやく普段のペースに戻れそうだ。チビの食が戻ってきてほっとしたのもある。鰹節がきっかけとは意外だった。またいろんなものでまかなっていくのだが、何とか元気で暮らしていってほしい。