昨日は(4月29日金曜)祝日で、5月の連休の始まりだ。本来なら一門祝賀会を前にしててんてこ舞いの日々なのだが、今年は自粛したので逆にのんびりできる・・毎年自分なりにはいかに神経を費やしていたのかわかるが、そろそろエンジン切れの実感もする・・

 弟子の奮起に期待しながら思うのは、いろんな面で移り変わりの時期にきているのかもしれない。自分の役目というのがあったとしたら、こちらもそろそろビジョンを変更して、自分の時間を増やしていきたい気もしている・・

 気分的には要するに気ままな昔に戻っているのだろう・・

 母の日のプレゼントを贈るのに川西で出かけた。今日は車検で代車だったので、電車で行くことにした。

 用事が終わり、少し早いが弁当を買って、外で食べることにした。久しぶりに来たのだが、すっかり変わっていて通路の空間もきれいになってはいるのだが、いわゆる愛想がない?これではストリートライブもできない?

 鳩が寄ってきたが、すぐに係りの人が巡回してきて、監視している。ゴミを捨てないで下さいの旗を持っている。弁当を食べている我々の信用がない?そういえばゴミ箱もなかった。もともと持って帰るつもりだったのだが、のんびりするムードでなくなった・・

 今日は青空だ。

 向かいにはデパートがあったが、閉店した跡地が物悲しい。駅界隈の再開発も盛んのようだ。いちばんはじめに来たころは古い商店街や街並みが残っていた。街の変貌は10年20年単位で見るとめまぐるしい。

 少し界隈を散策する。駅から近いはずなのに地理がさっぱりわからない。きれいな公園があった。

 銭湯の煙突が見えたので、その道を歩くことにした。

 跡地にはマンションが建つことが多い。

 下水処理場の工場みたいだ。古い懐かしい雰囲気の風景だ。

 由緒がありそうなたたずまいの家があった。以前にも散策したことがあるのを思い出してきた。

 こちらも独特の洋館

 甍の風景が残っている。

 静かな神社だった。

 幻想の世界にいるような風景・・

 桜のような樹に白っぽいピンクの花がさいている。「あれは何の花ですか?」と散歩している人にきかれたがもちろん私にもわからない。

 鳥居が二重にある?

 きつねもかわいい。

 神社を出て別の道を歩く。中学校があって、この金太郎が見えた。

 珍しいポスト

 道の前に動物の石像がいっぱい並んでいた。

 これは木製か。

 

 愛嬌のある犬

 丘を下り公園で一休みする。見事な八重桜の並木があった。ソメイヨシノ桜とあった。

 フジも咲いていた。フジ棚がきれいだ。

 八重桜とフジの花

 1時間半くらいの散策だったが、足が痛い。いつも車なので、歩くとまた街が違って見えるようである。昔と違うなあと思うのは、人がそれぞれに人に興味を持たなくなっている・・ことだろうか。そして街の表情が整うにつれて、無機質に変貌している?心に余裕のない時代かもしれない。自分のことを思ってもそう感じる・・

 帰宅して部屋の掃除に取り掛かる。目標はゴミ4割作戦だ。年齢とともに不要なものを捨てて、身辺を軽くしたい・・そう思って取り掛かると、お手上げ状態である。自分にできること、自分がやらなくてはいけないこと、隙間の空間を持つこと、考えると自分の内面のクリーン作業も兼ねている気がしてきた。一番の不要なものは自分自身にならないように・・しないといけない。

 金太郎は今日はいつもより少し元気がなかった。出かけることが多かったのでさみしかったのだろうか。