義父が金太郎に会いに来た?

 昨日は(7月27日水曜)朝から受験者研究会だった。この夏もカリキュラム通りに開いているが、どういう成果があるかが問題だ・・

 修業というのは何かをくつがえすためと思っているが、まずは自分自身で自分を前向きにさせる意志が大切な気がする。急には変わらなくても、苔の一念・・の面も大きい。私自身が弟子にはそういうつもりで取り組んでいる。将棋は思いをぶつける手段の要素もあって、総合的なものだろうか。しかし決して技術だけではないが、ある意味では技術がすべてでもある・・と思う。

 昨日は奨励会の例会でもあった。みんなそれぞれの成績である。勝負には波があって、いいときがあると必ず崩れるときもある。また悪いときが続くと、踏ん張れば天気は回復する?ものだ。ヤマ場は波の狭間だろうか。小さな慢心や心のスキが大きなほころびになってしまうこともある。

 負けているときは概して謙虚だが、勝ち出すとどうして緩みと甘さが出てしまうものだ・・この繰り返しなのだが、その踏ん張りどころが肝心だろうか。人間は開き直ると強さを発揮するが、守りにはまると脆くなる。自分の持っているプライドみたいなもののランクが問題だろうか。

 夜の棋譜調べは山口4級とあとから来た坂上二段だけで、奨励会の後でこんな風なのは久し振りである。今は体がいくつあっても足りないが、ほとつひとつ先々こなしているつもりだが、なかなかこなしきれない・・仕事に不備が出ないように心がけよう。