土曜日の日記 9月3日

◎台風12号、土曜特訓コース

 

 台風12号がゆっくり北上して、四国と中国地方に上陸したが、記録的な豪雨の影響で全国各地に大きな被害をもたらしたようだ・・

 土曜日の午前中は大阪教育大付属池〇小学校のカルチャースクール(将棋教室)の日だったのだが、さすがに延期になった。

 午後からは自宅で「土曜特訓コース」でこちらは休まずに開くことにした。こういうときの判断は難しいのだが、開いておいて、休んでも構わない形にした。

 最近のパターン、金太郎の寝っ転がし

 平手はなかなか互角に進むことが難しい。定跡が難しいのと、特に仕掛けのタイミングが問題だ。

 特に平手は、わかりやすい手順を考えるのがいいような気がする。仕掛けて形勢がいいのか悪いのか・・この図あたりからがヤマ場である。

 私の方の居飛車側が自信がないが、どうやれば振り飛車がよくなるのかも難しい。難しい局面を作るのが(できるのが?)将棋の面白さかもしれない。

 特訓は午後からだったので2回だったが、前半は多かった。私は特訓が好きである。将棋を指すのなら誰でも何局でも何時間でも毎日でもOKだ。

 妻の誕生日のお祝いを兼ねて、妻とそれから私にも義母からのプレゼントである。金太郎がいるので旅に出れない心情をわかってもらえているのがうれしい。

 夜もここで遊び

 プリンターをこじ開ける。いつかは壊されそうだ・・困ったなあ。

 ここから私の顔を覗いたり、パソコンの画面を見たりする。その合間にプリンターの蓋をバタンバタン開け閉めする。布で覆うと怒り出すのだが、私の方もひどいときは電気を消す。

 台風12号の影響で飛行機が欠航で、山口4級が奨励会欠席のようだ。台風関連のニュースを見ながら、気持ちも沈みがちになる・・今は地震や台風などの自然の災害も多くて、何事もない普段の暮らしがいかに平和なのかつくづく思う・・

日曜日の日記 9月4日

◎伊丹日曜コース、奨励会

 台風一過と思ったが、まだまだ雨風が止まないようだ。

 

 どちら向きの写真だったかわからなくなる?

 

 午前中は「伊丹日曜コース」だった。出足が悪かったが、普段より少なめの出席でもにぎやかだった?

 将棋は上達するのに、時間がかかる・・徐々にコツを掴んでいくしかないのだが、根気のよさが必要な気がする。積み重ねという言葉通りである。その代わりに積み重ねていくと確実に前に進む・・しかし子どもによって、幅があるようだ。

 指導する側も子ども達が「何がわかっていないのか?」を常に考えていかないと、基本の出だしで方向を間違えてしまうこともある・・そんな気がする。指導のマニュアルよりも、個人の強くなりたい意志のほうが上回る・・それがやや口惜しい。その克服が課題である。

 台風が来ていなければ研究会の予定だったが、オフになった。ネットで競馬をしようと思ったが、妻に引っ張られてベガホールに行く。

 ピアノの発表会の見学である。前半の方だけ観ることになったが、ときどき自分のイビキで目が覚めてはっとする。悪気はなくともまずい?異なる分野に触れると、妻のルンルン発表会のことを思い出して、いろいろ気づくこともある。将棋も習い事と捉えているが、とっても参考になることが多いのだ。やはり指導する先生の特徴がでるようである・・

 

 宝塚に用事ででる。屋上の駐車場から降りるときに一瞬止めて撮った。

 清荒神駅

 温泉「宝の湯」に行ってその後館内で夕食と思っていたら、駐車場が行列であきらめる。妻の誕生日の前祝?(誕生日月間なのだ)に「てん川」に行く。久し振りである。

 私は「トマトとなすのカレー」と「イナリ寿司」で妻は「カツ丼」だった。最近はHiroに行かなくなった。広い駐車場がなくなって不便になったのと、夏にかけて猛烈に忙しかったせいである。ほぼ毎日通っていたので、暮らしが変わった感じもする。

 スプリングクリップを外すと、すぐに口ばしでトビラを開けて出る金太郎

 ブログで日記を書いていると、3年くらいは何とか継続できるが、その後はマンネリとの戦いで難しい気がする。そして5年経つと、逆に好き嫌いも出尽くして?自分のペースができるかもしれない。そして10年経つと(まだだが)枯れてきて・・

 私の場合は写真のアップが主たる目的で始めたので、後は記録と日記の中間のような感じである。未熟な感情の激しさが消えることはないが、薄らいでいるのは間違いない。狭く狭く生きる・・自然にその方向に向かっているようだ。無力感と苔の一念の混ざり合った、ややこしい感情と思いを引きずって、世間から離れて行く・・引きずられていく・・

 言葉の表現は難しい。誤解や偏見もしょうがないが、年齢とともに面倒なことはイヤという思いも強くなっている。持ち時間を考えて、世間に迷惑のかからない限り(それは無理か)わがままで暮らして生きたいなあと思う。自分のできる分野でまっとうしたい、そういう思いが強くなった。

 襖の桟をガリガリかじる・・

 夜は世界陸上を観る。ここ数日は毎晩である。人間の限界に挑戦する世界は底知れないものがあるようだ。レベルが高すぎる傾向にあるが、ひきつけられる・・

 今は努力の価値よりも、選ばれたものの存在に価値がある・・そういう傾向かもしれない。それも一理あるのだが、どこかもっと平凡のよさや、努力の尊さみたいなものが歓迎されてもいいのにとも思う。これからどういう時代になっていくのかわからないが、生存競争の激しさの果てには何が来るのだろう・・

 奨励会の結果報告が入る。最近は総合で悩ましい成績結果の弟子が多いが、どう対応するか、それぞれに自分と向き合っていくしかないのである。執念深く取り組むしかない。

 昨日は棋譜調べに来る弟子はいなくて、のんびり過ごした。