昨日は(9月24日土曜)土曜特訓コースの日だった。

 この局面から4四歩、3七歩成、同角、4四角、2六角、同飛、4二飛で私の方が苦戦になった。やや雑なさばきだったようだ。4二飛をウッカリである。チャンスだったのだが、この後で逆転した。

 相矢倉の戦いで角のにらみで攻めるのも大変な局面だが、1五歩と手待ちする。そこで4二銀右、4四歩、同銀、2四歩、同歩、2五歩、同歩、2四歩、3三桂と進んだ。あまり自信のない攻めである。この後受け間違えて勝ったが・・

 ここか5五歩、3七桂、1四歩、2四銀、同銀、同角、同金、同飛、2三歩、2九飛と進んだが、これも形勢が怪しい。

 六枚落ちで下手はきちんと攻めている。念を押すなら9六歩からのと金攻めもある。

 膝の痛みで正座ができないので、四面指しだと将棋も危なっかしいようだ?子ども達も序盤のあたりでの不出来さはなくなってきている。いよいよ中終盤あたりのたくましさと正確さを教えるレベルになっているようだ。

 具体的にどう教えるのか難しい・・中終盤は一手の重みが加わってくるからだ。

 私が夜は出かけたので家の方に電話があったようだが、奨励会の結果報告が気になっていた。石川優太初段が二段に昇級した。よかった・・うれしい昇級だ。今は弟子のどこを向いても厳しい状況なので、確実にひとつの手ごたえがあるのは本当にうれしい。他の弟子にもひとつの大きなきっかけになってほしいものだ。

 石川新二段にはこれからも気持ちを引き締めて、また新たなスタートを切ってほしい。