火曜日の日記 11月1日
◎家に篭って仕事する
火曜日は園田競馬に行きたかったが、どうしても仕事が立て込んでいるのであきらめる。その代わりに、仕事の合間にネットで園田競馬を観戦した。さっと予想して馬券を買って、仕事をしながらレースになると中継を見る。
息長く向きあわないといけない仕事なので、息抜き?になるのである。最近は馬券で負けなくなったので、無理せずにできるようになった。リスクを減らす我慢?大きな挽回をねらわないでコツコツ・・張るのがいいようだ。ギャンブルというよりも頭の体操の感覚である。
金太郎は日々行動が変わる。最近は私にまとわりついて、飛ばないで下に降りて遊ぶことが多くなった。こうやってじっと見つめられると、鳥とは思えない。人間のようだ。しっかりコミュニケーションを取ろうとしているのがわかる。「アソボ」
この日もトビオ、クロ、金太郎を日向ぼっこさせる。我が家の日照時間が短いので貴重な時間帯である。私も小さな椅子で座って日向ぼっこである。
家で仕事のパターンは金太郎が望むようである。
夕方、病院に行ってレーザー治療を受けた後で、気分転換を兼ねて買い物に行く。きれいな秋の夕景だ。夕景は秋が最高に思う。
金太郎はとにかく噛むのが好きだ。そして次は落とすのが好きだ。この恐い人形の手もかじる。
金太郎の遊びの後の残がいだ。
自分の世界に浸っている。すごいのひと言だ。
水曜日の日記 11月2日
◎病院に行く
早めに病院に行って診察を受ける。「最後の注射から1ヶ月経ちましたが、どうですか?これからまた毎週1回を5本か、毎月1回に抑えるかですね」
すかさず「だいぶんよくなったので、月に1回でお願いします」注射の痛みが浮かんで明らかに逃げ腰だ。悪いときは早く注射を打ってほしいと思う・・
今日も注射を打つことになったが、待つまでの時間が長く感じる・・膝の関節痛とコンビでやっていくよりなさそうだ。
週刊将棋のコラムを見て本間六段に電話する。膝の痛みのことでお見舞いと(膝痛の仲間意識である)そのコラムにも書かれていたが、作家の黒川博行さんの、怒りの記事のことも気になっていた。これは週刊誌の記事がタチが悪い。しかも私も本間六段も黒川さんご夫妻に仲人になってもらっているのだ。
黒川さんに電話しようかどうか迷っていたのだった。
あれよという間に金太郎が駒をかじりとって、逃げ去った。「コラ金太郎、だめ!」見ると香を加えていた。金を咥える練習をさせないと・・?
山口4級が泊まりで明日が奨励会の例会である。
最近は弟子に関しても師匠としても手に負えないことが多いので、気持ちで念じるばかりである。それぞれ自らの力で這い上がっていくしかない・・のである。情けは禁物で、勝負の掟は淡々としてやるせないことも多い。噛みしめながら空を眺める心境でもある。
とはいっても物足りなさを感じることも多い。今は対人関係でのふらふらした頼りなさや、内面では一念のようなものが物足りない気もする。いつでもずっとひとりっきりになれる強さと、エエイと身を捨てて勝ちにこだわるカッコ悪さがほしい気もする。世の中の順番付けに抵抗するような気概がほしいものだ・・
とは言うものの、実際は「無力感」ばかりで、現実の自分を思い知らされることばかりだろうが・・世の中全体の壁が厚いので、生きていくのは大変だ。だから癒し系が増えているのだろうか。私は癒しの中ばかりにいる・・だからひ弱いのだろうなあ・・