昨日は朝から舞子ビラに出かけた。親戚の結婚式にでるのは久しぶりだったが、従妹の結婚式だった。母の兄弟姉妹は8人いたので、いちばん下の叔母とは年齢差があるのだ。

 従妹とは2年前の叔父のお葬式以来だった。この日は親族だけの披露宴だったので、わりとのんびりしていて、和やかな雰囲気だった。

 この日は車でなくて電車にした。お祝いごとでお酒が飲めないのはつらい?からだ。先日までの天候が嘘のように晴れてきてよかった。

 最近はクロも部屋に離しているが(なんでも拾い食いするのだが)老いても幼い表情だ。

 少し早めに着いたが、控室で待つ。淡路鳴門大橋が見える。花嫁をみやる心配そうな叔母の小言のようなつぶやきが面白かった。私の親族の系統はぶっきらぼうで愛想がない。怒っているのかと思うとそうでなくて、照れくさいのと不器用なのである・・

 新郎の親戚の方も挨拶に来てもらって、厳かな雰囲気を感じ始める‥

 この日は大安で結婚式も多かった。外に出て記念撮影だ。ばらばらの人を細かく指示して、高いところに上って上からの写真を撮る。バンザイや拍手するシーンもあった。風光明媚な場所でのいい風景だった。

 披露宴も親族だけの気さくな内容で、新郎新婦の人柄をしのばせるのがよかった。ひとりひとりの短いコメントもテンポがよかった。私もだらだら長くならないように‥心がける。妻も息子もうまくこなしてほっとする。

 それからはゆっくり食事できる!私の場合は祝賀会でもゆっくり食事をしたことがない。何かと気になって落ち着くことがないのだ。

 昔は家で結婚式をしていたので、親戚が集まって宴会だった。その名残のある結婚式だったのが懐かしい雰囲気だった。

 お幸せに・・

 ほろ酔い気分で電車の中で居眠りしながら帰った。

 金太郎は近寄っても初めは黙っているが、次第に「オハヨウ」と伸びをして寄ってくる。やはり留守をするとさみしいのである。「金太郎、今日はいい結婚式だったよ。金太郎の名前も出たよ・・」金太郎は名が知れているのである?