日曜日の日記 8月12日
☆子ども日曜コース
日曜日は午前中「こども日曜コースA」だった。夏休みで欠席も多かったが、人数の割に騒がしさは変わらない‥この日は私が指導で、阪上二段が手合いだった。
子どものエネルギーは独特で、いちばん騒がしい子がいなくなると、静かだった?子が後を継ぐようになる?ひとりひとりだとひいき目でなくていい子なのだが、揃うとにぎやかになってしまうのが今の子ども達の特徴だろうか。
せっかく上達しているのに、将棋は集中力、集中度の勝負だけにもったいない‥
子どもは手厳しい面もあるが、ごまかせない。みんな将棋を通じて、いい時間を過ごしてほしいものだ。常にチャレンジする気持ちを持ってほしいものだ。
午後からは「日曜コースB」だった。私が指導する。昇級試験の子が3名いたが、一局目はみんなダメ。二局目にようやく2名昇級した‥昇級試験の指導対局で何度も負かされていくうちに、たくましさが身につく場合と、めげてしまって棋力が下がる場合もある?
過信はよくないが自信は必要だ。でもその兼ね合いが微妙である。表裏一体の面もあるからだ。
月曜日の日記 8月13日
受験者特訓、夏のドライブ
金太郎は最近は割と素直でケージに戻すときもダダをこねない。どうも急に戻すとか、強制的にするとかが嫌いのようだ。納得するまで遊ばせると、大丈夫らしい・・誇り高いのである。
受験者特訓は荒木二段に任せて、ドライブに出かけた。この夏はつきっきりだったので、こちらもややストレスがたまっている。奨励会の結果も含めて、もどかしさとはがゆさといらだちとこだわりと念じる気持ちと・・複雑に混ざりあって、落ち着かない心情の日々でもある。
こういうときはいったん離れて気分転換が必要だ。以前はこういうスタイルで夏を過ごしていた。集中と休養、緩急自在が大切なのだ‥
猪名川の道の駅に行く。久しぶりだったが、お盆休みのせいか車がいっぱいで混雑していた。
道の駅いながわで買った野菜など(大きなのはシソ)
蕎麦屋さんも饂飩屋さんも行列で、喫茶店を兼ねたパン屋さんに入る。
久しぶりに籠坊温泉に行く。
羽束川沿いの風景だが、いつもと違う‥羽束の湯の建物がなくなっていたのだ‥
柵にいたイノシシもいなくなっていた‥
三ツ矢サイダー発祥の地
羽束の湯の跡地
ずっと以前だが、病気の犬がいて、餌を持って行って気になって通った。近所のおばあさんがいて聞くと、知っている犬だったので事情を聞いて少し安心した。そういうことがあった懐かしい場所だ。
古びた看板に味がある
デジカメのセルフタイマーで撮る。10秒は意外に長い。
羽束川の名前の響きがいい。
この辺は猪名川か三田かわかりにくい。
ずっと車で走って篠山に向かう。道は混んでいた。
駐車場で少し休む
家に戻ると、まだ受験者特訓の最中で、荒木二段が懇切丁寧な指導をしてくれていた。6時半くらいに終わらせる。そろそろ体調管理も大切なのだ。
荒木二段にそれぞれのコメントを聞いた。指導してもらった弟子に聞いているが、よく見ているなあと感心する。いつも接していると、気づかなくなっていることもあるので助かるのだ。
課題は山積みだが、もう日がない‥悩ましい日々である。
一年間通して受験者と向き合ってきたが、焦点が定まりにくい時代の、先の見通しの立ちにくい環境そのものを反映している気がする。手探りだが遅くとも確実なものをつかんでいくよりないのだろうと思う。