☆土曜コース、土曜教室 5月25日

                     

                  午前中は「土曜コース」だった。この日の朝は準備が大変だ。ソファ―を片づけ、テーブルを直し、掃除をして盤駒を出す。それから子ども教室の表を書きだす。テキストを作る。大盤を出す。阪上二段がいたときは半分手伝ってもらっていたが、今は弟子がみんな遠いので無理である。準備は全部で一時間くらいかかる。

  土曜コースは出席は少な目だった。今は私が手合いをつけている。手合いは名前を憶えないとつけられないので、将棋の指導は「手合い一年、大盤二年、初心者指導が三年」かなあ?

   指導対局の駒落ち戦と勝負の駒落ち戦は微妙に違う、私はそう思っている。指導対局は相手に指させて指す、勝負は別の感覚だが、単なる駒落ち戦はハンディー戦だが上手も下手も勝つことを至上とするものだ・・いい悪いでなくてジャンルが違う‥使いわけが大切だ。

   今月から指導対局は椅子席にした。藤原三段の担当である。

    細かい善悪よりも大局的、総合的な棋力アップを目指すのがいいように思うのだが、現実はなかなか上達してくれない?ミスを気づかないですますのは論外だが、頭でわかっても二割くらいのもので、身に着くというのは自分の意志が必要な気がする。

 午後からの土曜教室は出席が少なかったので、私はじっくり休めた?それからSさんもまじえて喫茶店に行く。教室は指導の弟子が多いので任せた。

 夕方、奨励会に入会した獺ヶ口君がご両親とともに挨拶にきた。新しい門出だが、たくましく育ってほしいものだ・・

 奨励会の一門の兄弟子達が苦戦ばかりなので、いい刺激になることも期待している。

 ☆日曜伊丹コース、日曜特訓コース 5月26日

  午前中は日曜伊丹コースだった。家から車で20分くらいである。

 始めたころは3人くらいだったのだが、途中で20人くらいで安定していたが、今はほぼ10人くらいだろうか。子ども教室は人数が多い方が活気があってうれしいが、私自身は10名くらいで向き合ってやるのが好きだ。

 いずれは特訓のみの生徒にしようかなとも考えている‥?

  角落ち戦で上手ペースだ。

  五枚落ち戦で、これも上手が勝ちそうな流れだ。

 六枚落ち戦で、これは上手が悪い。5八金までの局面だが、こういう寄せに出る手が指せるかどうか‥下手勝ちパターンである。

 二枚落ち戦で、この6八金は悪手。7七金で困る。下手陣は駒の連携がよくない‥こういうときは自陣の整備が先決だ。でもそれが難しい。

  午後からは「特訓コース」だった。3面指しで平手が2局づつで、それから駒落ちだ。この日の特訓は13時~15時、15時半~17時半までの2回だった。

 これは7四銀の浮き駒があるので3五歩が成立する。模範パターンだ。

  特訓で平手戦を指導していると、「平手は攻めや守りの前に、自陣の組み立てがすべて」の気がする。「じわじわと駒を進める」のだが、持久戦を教えるの方がいいかもしれないなあと思う。急戦は指導にならない?

   この形は自信がない‥居飛車はカウンターねらいだが、この将棋はさすがに中飛車玉が薄すぎる?

 将棋は戦いどころの時期が問題なのだろうと、つくづく思う。戦う以前の形勢が問題でもある・・

 

 キズナを外した馬券だったので、ダービーは惨敗だった。WIN5も3000万以上の配当だったみたいだ。なかなか手ごろな勝利がない?

 金太郎はこうやってシャツを噛み、上目づかいに見上げるポーズが得意だ。

 これが深夜の飛行機雲である‥