★真庭市に行く 1,18

 

 朝5時起きで岡山県の真庭市に行く。「第11回MIT将棋大会」の審判と指導対局の仕事だった。

 デジカメで車窓の風景と思ったら、電池切れ・・うかつだった。岡山で迎えてくれた山崎さんにデジカメをお借りすることにした。

 「有段者の部」「一般戦の部」」「小中学生の部」に分かれて大会が始まった。

 指導対局は午後からなので、合間に隣の「旧遷喬尋常小学校」を案内してもらう。

 明治40年に建てられた木造校舎。設計は江川三郎八という方で、真庭の優れたヒノキや杉材を選定して使ったそうだ。

 一枚板のらせん階段

 平成二年まで小学校として使われていたそうだ。まだ面影が残る。

 この机と椅子と落書きが印象的だった。

 二重折り上げの天井の風格のある講堂は見ごたえがある。

 映画のロケに何度も使われているそうだ。「三丁目の夕日」や「大病人」今度観てみよう。

 オルガンの音が耳の奥に響いてくる。

 昔の写真が残されていた。今よりも存在感がある・・

 ルネッサンス風の建築

 大会に参加している子どもが作った問題をヒントに作ってみた。23手詰め。

 午後からは指導対局だった。攻めっ気の強い子ども達ばかりで苦戦する。勇み足の子もいたが?終盤で腰を据えると上手が苦しいパターンだった。

 後半は大人も入ったが、やはり攻め将棋の印象だった。押されっぱなしだったが、なかなかいい時間を過ごせてよかった。

 有段者の決勝戦は真庭いきいきテレビで放映される。すごいなあ。終局後の感想に加わった。

 終わってまた山崎さんに岡山まで送ってもらう。雪が降りそうな雲行きだった・・

 みなさんありがとうございました。