★チャンピオン戦、榊原温泉 1,25土曜日

 子ども教室の木札をかじられる‥叱っても・・妻の木札を噛んで落とした?

 初の企画の「子ども教室チャンピオン戦」だった。8名参加で24級~六段で、五局指しで手合いは上手に厳しいルールにした。棋力差があっても対等に戦える場にしたいのがねらいだ。

 二枚落ち戦だが、見よう見まねでもどちらもうまく指している?上手は白黒の決着をつけないで粘り強く指すのがコツだ。

 これも私よりもうまい?指しっぷりだ。上手は歩の下から駒を進めるのが基本。

 どうみても下手勝ちだが、大逆転する。必敗になっても上手はあきらめないのも大切だ。

 第1回チャンピオン戦はS5級が4-1で優勝した。おめでとう。3-2が4名いたので、勝った相手の勝ち数が多い、同数の場合は直接対決で勝った方が上位にした。

 終わってすぐに三重県の榊原温泉に向かう。車窓からの風景。

 榊原温泉口に着いた。これは数年前の家族旅行で来た時に入ったところだ。

 榊原温泉「神湯館」で三重県庁将棋同好会、三重県庁支部主催の「第34回新春将棋大会」が開かれていた。今年は参加がやや少なかったそうだが、ABクラスに分かれて五局指しリーグ戦が始まっていた。持ち時間は30分切れ負けルールとのことだった。

 途中で私の指導対局も始まった。ここで3五歩が好手で困った。同金は7五歩、同歩、同飛で悪い。3七金、3四銀で上手苦戦だ。

 下手の3三銀、2二角が悪形だ。

 ★悪形のときは、攻めの駒組みを立て直すまでは攻めない。

 がっぷりだが、下手の方はもう少し陣形を立て直したい。

 ★駒落ちは下手の駒の活用度がポイントだ。

 6六飛捨ての好手に6七金と上手が踏ん張ったっところだ。ここから6七飛成、同銀、4八角成以下きっちり寄せられたのは見事だった。

 ★二枚落ちは寄せ勝負になる。

 下手の3五銀に4七玉までの局面だが、ここから4六銀、5六玉できわどく詰みがない

 ★将棋は終盤でどちらが勝っても一手違いに持ち込む

 一息ついて「懇親会」に入る。

 出席者の記念撮影だ。懇親会は一時間で飲み足りない人もいたが、また将棋大会に戻る。それから21時になると部屋に移り各クラスの「優勝決定戦」を行う。

 私も少しいい気分で指導対局をする。

 飛落ち戦できわどい局面と思ったが、ここから6七歩成、同金、5八銀以下しっかり負かされた。

 いったん部屋に戻り、温泉に入ってから幹事部屋での決勝戦の観戦に行く。

 

 温泉と将棋は理想的な組み合わせである。心地よい気分で一局指すのは、将棋の醍醐味だなあ・・

 榊原温泉は美人の湯と言われるだけあって、入ってすぐに膚がすべすべしてなめらかなお湯である。

 夜は部屋に戻り、テレビを見ながら、スマートフォンでWIN5を予想して買った。画面が小さくて操作に困ったが、そこは根性である?

 翌日午後の帰りに結果を見ると4レース的中で、しかも固いと見ていたレースが誤算だったのは痛い‥案外三重丸と見られる本命の方が当てにならない。もったいなかったなあ‥こういうときは未練たらしくなる。