☆チャンピオン戦、特訓、奨励会例会 4、19土曜日

 午前中は「第4回チャンピオン戦」だった。今日は6名参加で少なかったが、これから増えそうだ。

 香落ちの大乱戦のようだ。チャンピオン戦は5局指しで持ち時間は10分切れ30秒で、有段者同士だと5分切れ30秒である。

 上手もうまく指している。わたしと変わりない指しっぷりである?明らかにチャンピオン戦で鍛えられた結果のようだ。

 これはまたまた危なっかしい局面だ。普段の対局だとさりげなく指してしまいそうだが、勝負にこだわる戦いでは、瞬時に大きなミスだけはしなくなる傾向にあるように思う。

 午後からは「土曜特訓コース」だった。5名参加でIさんに手伝ってもらう。特訓コースは3面指しで平手2局、駒落ちは指し込みでやる。持ち時間は15分切れ30秒が原則で、変更する場合もある。徹底して実戦で鍛える場である。

 この日は奨励会の例会でもあった(三段リーグはなし)佐和田悠馬1級が初段に昇級した。佐和田君は子ども伊丹コースに通っていて、終盤がめっきり強くて四枚落ちで上手逆転負けも多かった。底力があってセンスのいい将棋で期待も大きいのだが、おっとりした性格のせいか?足踏みも長いので気をもんでいた‥

 痛めつけられて道が切り開けなくて、踏ん詰まりになってさあどうする?それが奨励会員のスタートかもしれない‥

 全体の成績はまずまずだが、こういうときは次回にたいていガックリさせられる。師匠に似て精神面が甘い。勝負根性がもうひとつのタイプが多いのだ。