☆受験者指導 8月6日木曜日

 夏は遮光カーテンを少し開けているので、金太郎は早起きのはずだ。

 部屋に出ると、悪さをして危ないので目が離せない。今は静かな態勢だ。

 今年の夏を暗示させる空だった。

 厭世的にならないように?身を固くして世間から離れているつもりだが、そうはいかないかなあ。

 木枯らし金太郎

 カーテンを開けて、しかも中のものを噛んで咥えて落とす。

 カーテンで一人遊び。破かれそうだが仕方がないなあ。

 とうとうマット代わりだ。

 この日は朝から「受験者の個人指導」だった。3人が限界かなあ‥この夏の成果を期待しているが‥これから仕上げ段階だが、毎年悔いは残る要素もいっぱいである。以前よりもひとりひとりの日々の鍛錬が問われるようになっている気がする。

 今までの弟子を見ていても、ある程度まで強くなるし、ある程度まで勝つし、ある程度まで伸びていくが、それがストップしたとき、限界点に来たとき、努力してもなかなか結果が出ないとき、勝負の世界はそのときどうするか?なのだろうかなあと思う‥

 どのジャンルでも勝ち負けの比重が重すぎる時代だが、そういう中で、どんな状況でもたくましく育ってほしいなあと願う。