☆木曜入門コースと個人指導 9月24日
連休明けで原稿を送ったらほっとする。大会の準備もおまかに片付いて一息ついた。
こうやって背を向けるときは、やや不満のときのようである。赤いしっぽの尾羽が目につく金太郎。
最近は少し大人になった面もあって、じっと座って待つこともある。何かを考えている表情だ。病院でもらったビタミンの薬はブドウに混ぜて飲ます。ブドウはつついて吸うのである。
この態勢のときは、私も見上げるのでしんどくなる?終わるとぶらさがって私の手に乗ってくる。
夕方から「木曜入門コース」だった。
普及指導員の息子が仕事の都合で手伝えなくなって、妻に手伝ってもらっている。私もかろうじて、なんとかこなせそうだ。困るのは指導対局に集中できないことで、子ども同士の手合いをつけて、それを見て回って、合間に指導対局をこなすのだが、全体の雰囲気が大事なので、目を離せない‥(金太郎を部屋に出しているのと変わらない?)
どうも決着が早すぎるので見ると、王手をうっかりとか、受け損じたりとか、大きなミスで勝負がついてしまうようである。でもこうやって積み重ねていくのが、将棋の特徴かもしれない。
将棋は勝つ体験をいっぱい積むほど強くなるが、簡単にあっさり勝つ体験は上達にマイナスでもある。いい勝負をする空気がおいしいのだ!
帰っていくときの?子ども達はかわいい‥
帰宅してしばらくして、H君の個人指導だった。
角落ちで負けたので香落ちにした。
また角落ちに戻す。
個人指導や特訓は平手も取り入れているが、底力をつけるには駒落ちの指し込みでギリギリの手合いを探るのも面白い。
上達にはいい勝負をする将棋をいっぱい指すのがいいと思う。将棋の基礎は「駒さばきにある」と思う。
一手々々積み重ねていくような将棋が、結局長い目で見て伸びるし、崩れない気がする。
人間の生き方、暮らし方に似ているかなあ‥力まず緩まずひるまず、マイペースな呼吸である。