*三岸節子展 香雪美術館 4月11日月曜日

 久しぶりに何もない月曜日で、以前から気になっていた三岸節子展に行くことにした。

朝一番で病院に行く。膝は薬を減らし今後は筋肉のストレッチが中心の方向らしい。

 御影駅のホーム

 香雪美術館は昔、魯山人の展示があって初めて目にして感動した記憶がある。そのときもこの器ほしいなあと思ってみたら魯山人と書いてあったが、それまで名前を知らなかった。

 三岸節子さんの絵に出会ってからもいっぺんにファンになった。

 あるときデパートの展示で三岸節子さんの絵があってほしいなあと思って、妻に相談して思い切って買おうと思って値段を訊く。桁が一けた違っていて?がっかりしたことがある‥(無知の怖さやなあ‥)

 魂がどっぷり情念を込めて描いたような色彩の絵に惹かれて名古屋まで行ったこともある。

 モジリアーニの絵を見た感動と同じだった‥私は絵心も音痴?なので、絵で気持ちがゆりうごかされるのも不思議だった。原始的なものがあるのかなあ?

 香雪美術館

 作品をゆったり見て回る‥少し離れて振り返って鑑賞すると、また絵が語りかけてくるような気がした。どうしてここまで、美と命が燃えるものを感じるのだろう‥

 三岸さんのスケッチブックや絵の具の展示もよかった‥リアルな姿が伝わってくる。生きるために大切なものは何か‥私は三岸さんの生き方に惹かれているのかもしれない‥

 外に出る‥桜でなくて桃の花らしい

 セルフを使っていたら?通りがかりの写真家の方に撮ってもらえた?

 御影は久しぶりに来た。

 にしむら珈琲で昼食にする。満足な一日だった。少し元気を回復する‥

 

 清荒神に戻る

  最近は自分の中でさえない感情が先走り気味でカリカリくることもあるが、その逆にどうにもならんわ‥と天を仰ぎたくなることも多いかもしれない‥いい加減な自分を思うと世の中のたいていのことは容認である?自分を度外視するとたいていのことが許せん‥である。

 結局自分のやることなすこと大したことがない‥ところに行き着くのである。ため息つくのである‥そういう日々が続くのだろうなあと思う。