★日曜コース 12月18日

 いつしか今年も数えるほどになっている。暗い一年よりも明るい一年と思うのだが、人によって歳を積み重ねるごとに目線が違ってくるのだろうなあと思う‥

 私は常に目の前のことをこなすのが精いっぱいの優先順位で、それで世の中からはるかに遅れることがあっても、その委縮した泥くささが天性のものと自分を納得させる弱気ながらも意地っ張りな精神構造である。

 つらいことに目を背けるのでなくて、空を見上げてもろともに沈んでいく心情を噛みしめることが多かったかなあと思う。