萩、松下村塾、今も当時の雰囲気が残っている

 今日は午前中、伊丹子ども日曜コースがあった。見学もいていつもより賑やかだった。

 午後からは関西将棋会館に行く。詰め将棋の「老麒会」に出るためだった。今日は常連メンバーが欠席で少なかった。後で来たTさんの作品を解きながら、自作を解いてもらう。Tさんは難解なものが多くて、いつも頭を悩まされる。

 Yさん、Iさんも来て、盤上は詰め将棋の問題だらけで、鍛えられる。Yさん出題にギブアップ寸前、絶妙の初手に気が付いて感動する。まいった。4時間たっぷり詰め将棋に浸ると、自分の詰め将棋の未熟さに気付き、発奮させられるのだ。

 終わって、駅の近くの居酒屋で、歓談しながらお酒を飲む。詰め将棋の鍛え上げた作家に接していると、創作の励みになり、いい意味で刺激される。

 帰宅する途中、大阪駅で「おーい!誰か!阪急電車まで連れて行ってくれ!」と叫ぶ老人がいた。通行する人は酔っ払いと思い通り過ぎていたが、ふと気になって(でもひとりで担ぐのは無理だしなあ)振り返ると、バンドのメンバー三人が寄っていった。途端に老人はひっくり返ったが、大丈夫のようだった。それでもメンバーのひとりが救急車を呼んだ。それから警察官も来て、結局担架で運ばれていった。あっという間の出来事である。昨日は人身事故で地下鉄がストップする場面に出くわすし、人混みの都会ではいろんなことが起きる・・