時代祭り 10数年前の写真。立派な牛だ。

 今日はオフの一日。12時に清荒神のお好み焼き屋「清」でじんさんと待ち合わせをしていた。先日のルンルンピアノの中で、じんさんが出題した沖縄のクイズを私が正解したので、その賞品を持ってきてくれることになっていた。お好み焼きを食べながら、沖縄の話で盛り上がる。

 食事の後は、隣の喫茶店「キヨ」に入り、雑談する。清とキヨは母娘で開かれている店なのだ。その後で、我が家に来てもらうことになった。トビオと源さんらとのご対面だ。トビオは誰かれなしに、近づいて匂いをかぐ無作法で、源さんは初対面だと黙って様子をうかがっている。またお茶を飲みながら歓談する。楽しいひとときだった、じんさんまた遊びに来て下さい。

 そのあとで居眠りしてしまい、目が覚めると5時を過ぎていたので、クロが例によって餌を貰えるまでシクシク泣く。

 久し振りに、スキャナーする、将棋世界に連載した初期の頃のフィルムで、「陽明文庫」の中に「時代祭り」のフィルムが入っていたので,それに決める。

 「必修漏れ、10道県公立高校、63校」のニュースを見た。入試対策に、必修科目の履修不足を承知で、学校ぐるみでやっていたのだ。呆れて声も出ないが、恐ろしいものを感じてしまう。

 直接関係ない話なのだが、私の弟子のことでも、最近補習やら宿題が多くて、将棋に費やす時間が少なくなっている傾向にある。かといって学校をやめて将棋一本がいいのかと言うと、断定できないのがつらいところだ。いずれにしろ、プロを目指す修行というには程遠い環境になってしまっている気もする。時代にどう対処するか、難問である。

 奨励会の例会日も、学校の関係で土日祝に移行したが、昔なら考えられなかった・・ひんしゅくを買いそうだが、世の中の平均にあわせていくに連れ、何かが壊れていくようにも思える。小さな声でひそひそつぶやく。