昆陽池 羽を休めるカモたち

 

 今日は午前中「子ども土曜コース」だった。三段リーグ開幕で大石三段が欠席して、竹内1級が代わりの手伝いだった。指導対局は勝者なしで、やはり課題の終盤でつまずくようだ。子ども達は普段対局数が少ないので、実戦特有の図太さが足りないのは仕方がない。数をこなして身につけるものだからである。

 午後は「土曜教室」だった。空が曇ってきて、生暖かい一日である。いつも三面か四面指しで指導対局する。三面指しよりも四面指しの方が、下手がゆっくり考えられるはずだ。一局の内に何箇所か急所の局面がある。そこをどうクリアするか、駒落ちの将棋のポイントだろう。

 終わってからいつものコースで喫茶店に行く。ここ数日、ちょっとバテ気味だったので、一息ついた。

 明日が一門研究会なので、宿泊者と居残り組で夕食だった。私と妻はあおりをくって?外食にする。弟子の世話は、妻の負担が大で、普通の家庭では本来ならあり得ないことなのだ。理解があってありがたいと思っている。弟子はわかっているのかなあと心配になることもあるが・・

 明日は奨励会受験者懇談の最後の日でもある。ほとんど終わったが、「弟子入りする、入門する」そのことが実感として伝わっているかどうか疑問に思うこともある。 

 いろんなことは、阿吽の呼吸が大事だと思う。合わんの呼吸でもいい。同じ方向を向いているなら、それでいいのだが。