今日は曇りで、わりと涼しい。時折、日が差して来たりするが、入梅したのでこんな天気が続くのだろう。朝からスピーカーでがなりたてる車がひっきりなしだ。選挙関連みたいで、イメージならいい音楽を流した方がいいのに・・と思う。どっちにしても騒音に近い。

 昼食を済ませて、ネットを見る。今日は名人戦第六局と、B級2組順位戦の中継がある。注目の山崎vs橋本戦だ。

 午後から「ピピアめふ」に行き、子ども教室のプリントや詰め将棋のプリントを印刷する。まとめてやったので時間がかかった。コピーだと一枚10円だが、印刷は原紙が100円だが、後は一枚2円なので枚数が多いと安いのだ。終わって地下のコープで買い物をして、書店に寄ってから帰る。チマチマした暮らしはけっこう性に合っている。

 先を見越して、カレーを作っておくことにした。週末の教室に、弟子が手伝いで来るときは便利がいい。先々に仕事をこなしているが、結局、貧乏暇なしの精神が肌身に染み付いているのだろうなあ。

 藤内四段から電話がある。甲南山手のイベント「森信雄と愉快な仲間たち」の途中経過を聞く。渋い声だったが、今は人集めの大変な時代である。私も将棋大会や祝賀会を主催しているが、参加人数で頭を悩まさないイベントはない。弟子を持つ身と同じで、頭を抱えた分、参加してもらえるありがたさを痛感するのだ。

  夜になって、名人戦の行方と、山崎七段の将棋から目を離せない。森内永世名人の誕生と思われた終盤のドタン場で、大逆転が起きた。まさかのドンデン返しで一瞬にして郷田九段の勝ちとなった。何ともいいようがない・・ 。森内名人の心境いかばかりかである。最終局はどちらが勝っても劇的な感じがする展開となったようだ。勝負の悲哀と美酒は紙一重なのだろう。

 深夜、山崎七段が勝ち。この将棋も逆転だったようだ。今日はこの二局がわたしにとって注目の将棋だったが、結果的にはドラマチックな結末となった。山崎七段には、今期は是非、結果を出してほしいと願う。ともかく最後まで昇級戦線に加わってほしい。